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2020年07月01日(水) ウエイトトレーニング

何度かこの菅野日記に書いたと思いますが、約2年半前の45歳の誕生の前の日に一念発起してトレーニングジムに入会してウエイトトレーニングを始めました。理由はそれまで行っていたランニングが3年前に膝を痛めて走れなくなり、代わりに水泳を始めるも今度は肩を痛めて泳げなくなりました。ランニングしていた頃は毎日10キロ走り、泳いでいた頃は週3回2キロ泳いでいました。もちろん夕方からの指導では道場生達と一緒に約3〜4時間は稽古していました。その頃は1日2食で炭水化物はほとんど摂っていませんでした。ですが40歳を過ぎたあたりから体重がなかなか落ちなくなって来ていました。そんな頃にランニングが出来なくなり、水泳が出来なくなり、体重を落とす事がどんどん難しくなり体重が増えて行く一方でした。これは何とかしなければならないと思い、いろいろ考えると私は、手っ取り早くダイエットする為に有酸素運動と炭水化物を抜いてダイエットをしていた為にどんどん筋肉の量が落ちていたのだと思います。そして週末にお酒を飲むんで好きな物を食べるのでそこでリバウンドし脂肪が付き、また有酸素運動と炭水化物を抜いてダイエットするので、さらに筋肉の量が落ちるというのを繰り返していたのだと思います。このまま歳を取っても好きな物を食べられず、ハードな有酸素運動が出来るかと言うと、それはいつか無理が来るし、それこそ限界がきてしまう、最悪の場合もう身体を維持することを諦めてしまうなと思いました。私は空手家ですので、自分の身体はある意味、自分の看板です。今現在の自分の姿を人は見て自分を判断したり評価するわけですから、だらしない身体でいる訳にはいきません。それに太っていたら、自分が太る体質だろうと、頑張っていようと、どうせ好きな物を食べてるんだろ!どうせ毎日お酒飲んでるんだろ!どうせ稽古してないんだろ!そう思われているのだろうと言う悔しさがあり、いろいろリサーチし筋肉の量を増やせば同じ運動をしてもカロリーを多く消費する事を知り、ウエイトトレーニングを始めました。なので筋肥大を目的としたウエイトトレーニングをしました。ちょうど肩と膝が悪かったので軽い重量でウエイトトレーニングする方が効率も良かったと思います。途中やはり身体を痛め中断せざるおえない時もありましたが、エアロバイクやできる箇所をトレーニングし頑張りました。ウエイトトレーニングで筋肉の量を増やすには食べなければ行けませんし、筋肉の量が増えて行くので一時期は太ってしまいます。ダイエットしたいのに太ってしまうのは、とても遠回りですが、長期戦だと思い諦めずに頑張りました。最近は筋肉の量がすごく増えて見た目も変わってきました。体重は90キロありますが、写真で自分を見てもシルエットが前より痩せて見えますし、確実なことは私の支部長スーツは、前は85キロぐらいじゃないとズボンがきつくてはけませんでしたが、今は90キロでもズボンがはけました。90キロでも確実にお腹周りは細くなっている事に気が付きました。このまま筋肉の量を50歳まで増やして行きたいと思います。最近は、朝は普通にタンパク質と炭水化物を摂り、ウエイトトレーニングの後もタンパク質と炭水化物を摂っています。夜だけ炭水化物を抜いて、週末は好きなものを食べお酒も飲みますが、前よりリバウンドせず、少し有酸素運動をすれば体重が落ちるようになりました。本当にウエイトトレーニングを始めて良かったと思います。ウエイトトレーニングを始めた理由は、4年前に亡くなった道場生の前橋さんの言葉がキッカケでもありました。前橋さんは亡くなる前に食事を摂ることが出来なくなりました。その時に前橋さんが「私は実は太る体質で結構頑張って節制していました。今思うともっと好きな物を食べておけば良かったなと思います。先生も太る体質ですよね。先生も自分に厳しく頑張る人だけど、時には好きな物を食べるようにして下さい。」と言いました。2年半かかりましたが頑張って週末に好きな物を食べてお酒を飲んでもリバウンドしない身体を作りました。痩せたいのに1度太らなくてはならないウエイトトレーニングは遠回りに思え諦めそうになりましたが、やはり私にとっては遠回りがいつも目的への最短距離になる事を改めて思いました。あと3年しっかりと頑張ります。


kanno

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