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2019年10月16日(水) 極真空手の良いところ

極真空手の素晴らしいところは何も武器を持たず、そして防具で身を守る事なく、素手素足で戦い、そして飾り気のない死装束でもある真っ白な道着を身に着け、身体一つで試合場に上がります。極真空手の過酷な所は、試合をする相手も審判も選ぶ事は出来ません。全てを人の手に委ねて戦いの場に上がらなくてはなりません。そして試合場に礼をし試合場に入り、正面に礼をし、相手に礼をし、自分の全てを相手にぶつけて戦います。そして試合が終わり判定が出たら、正面に礼をする事でその会場とその会場にある物やいる人全てに全てに礼をし、相手に礼をし、試合場に礼をし、どんな結果が出ても潔く全てを受け入れ、そこで学んだ事をこれからの人生の教訓にし活かしていきます。自分が苦しい時は、相手も苦しい、自分が怖い時は、相手も怖い、自分が痛い時は、相手も怖い、だからそこで諦めず己に克ち、相手に勝つんだ。そう思える人は自分の苦しさを自分だけだとは思わず、もうひと頑張りして、人を思いやり、人を助けたり、人に優しくしたりする事が出来るのだと思います。この素晴らしい極真空手を次の世代の人達に残す事が私の責任であり義務であると思っています。


kanno

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