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2019年06月07日(金) 先輩の訃報

旧城南時代に試合をした先輩の訃報を聞きました。その先輩は極真会館が分裂した時に別の組織に行く事になったので、あまりお会いする事はなくなってしまいました。最後にお会いしたのは5年前の食事会でした。とても愉快で明るい先輩でした。その先輩との試合は、年に4回茶帯のトーナメントがありそのトーナメントで優勝すると黒帯を受審出来る可能性があるという試合でした。城南支部の茶帯最強決定戦のような試合でした。のちに全日本で活躍する選手がたくさん輩出された試合でした。その時、私は21歳で城南支部に移籍をして初めての試合でした。自分がこの城南支部でどの位の位置にいるのかを確かめる大切な試合でした。私は3位決定戦で先輩と試合をしました。結果は左上段廻し蹴りで1本勝ちでした。この試合で自信をつけ、このあと2回この茶帯のトーナメントで優勝し全日本ウエイト制の重量級で最終日まで残りベスト32に入り黒帯を取得しました。その先輩はその後、その組織の全日本ウエイト制の軽重量級で3位に入賞されていました。その先輩との試合は自分の中でもベストバウトとしてとても記憶に残っています。最後まで空手家であった素晴らしい先輩でした。合掌。押忍。


kanno

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