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2019年03月24日(日) 区切り

私が運営する国際空手道連盟極真会館東京城南京浜支部の2019年春季昇段昇級審査会と組手競技支部内交流試合が終了しました。少年部の道場生はこの3月が1年の区切りとなります。特に6年生はこの試合を区切りにして空手を止め、中学生では新しい事を始める人もいるので、人生の1つの区切りになる人もいます。6年生は隆昌、優、泰生、瑛太郎、侑正、伊吹、健介の7名が支部内試合に出場しました。この学年は道場生が沢山いた世代でした。私の指導力不足で途中で挫折し空手を止めてしまう子もいました。残念でなりません。この7名は最後の区切りまで頑張ったのですから大した者だと思います。優と泰生はここで空手には区切りを付けて中学では新たな事を始めるそうです。ここまで頑張ったのですから挫折ではなく、胸を張って卒業と言って良いとおもいます。新たな道でもしっかりと区切りのあるところまで頑張って結果を残せるはずです。隆昌、瑛太郎、侑正、伊吹、健介は中学でも空手を続けるそうです。全員にたくさん思い出があります。隆昌と優は幼稚園から空手を始めました。しかも同じ日に入門しました。2人はずっと互いをライバルして頑張って来ました。2人で何度も決勝を戦って来ました。2人ともとてもしっかりしていて中学年ぐらいから合宿で班長を務め小さい子の面倒を見てくれました。瑛太郎も1年生から空手を始め頑張って来ました。なかなか組手で勝てませんでしたが、型競技でも頑張り、組手でもしっかり結果を残しました。合宿で班長を務めてくれました。泰生は隆昌と優に勝つ事を目標に雑色から大森道場に通って稽古を頑張りました。その目標は叶いませんでしたが、今後の人生で必ずこの頑張りが役に立つと思います。侑正と伊吹も頑張って雑色から大森道場に通って稽古しました。侑正は型競技ではこの学年で優勝するようになりました。伊吹はとても賢く気が利きます。準備体操の順番を全て覚えて指導する事が出来ます。人にものを教えるのもとても上手です。健介も本当に頑張りました。入門した頃の健介と今の健介は別人と言っても過言ではないぐらいの成長を見せてくれました。彼らの試合を審判していましたが、本当は良くないことなのでしょうが、彼らの試合を見ながら、彼らとの思い出や彼らが頑張っていた姿が私の頭に溢れ出てきました。これも審判としては失格だと思いますが、彼らの試合に判定を出す事が苦しかったです。本当はみんなを勝ちにしてあげたいぐらいでした。彼らは、この勝ちを負けを必ず今後の人生に役立たせてくれると信じています。彼らが頑張って稽古していた姿や頑張って試合していた姿や彼らとの思い出を先生は絶対に忘れません。


kanno

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