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2019年02月12日(火) 武道を身に付ける

これは私の考えですが、出来れば武道の心得があった方が良いと思います。1番の理由は、自分の身を自分で守る事が社会生活を健全に送る最低条件だと思うからです。これは人対人とだろうと、国対国でも同じ事だと思います。「力なき正義は無能なり」という言葉がありますが、この事に私は子供の小社会の中で、もう気付きました。正しい事も力がないと通す事は出来ない事が多々あります。日本は一見すごく安全で平和な国のように思いますが、銃などの武器を持てないという事は、弱者が身を守りにくいという事でもあるのではと思います。武道や格闘技をやっている人は言ってみれば武器を携帯しているのと同じなわけですから、武道や格闘技をやっていない人は、武器を持っている人に丸腰で対抗しているのと同じですから、自分の力で身を守る術はありません。という事は格闘技をやっている愚連隊のような人達の天国のような国になってしまっています。だから私は愚連隊を集めて格闘技のを教えたり、興行をやったりしている人達がいる事に対して危なさを感じます。悪い人間は強いです。強いから悪い事も出来るのです。だから弱い人達も最低限、自分を防御できる術を身に付けておかなくては行けないと思います。人と人が向かい合い思い切り力と技をぶつけ合えば、覚悟や覇気や度胸や根性などが自分の中に身に付きます。社会生活の中で起きた、いろいろな状況の中で腹を据えてそれに対処する事が出来ます。でもだからこそ武道や格闘技をやる人には、礼儀や挨拶をしっかりと仕込まなくては行けません。それを学ばせずに武道や格闘技を教える事は、悪い奴に武器を与えている、または良い悪いが判断できない人に武器を与えているのと同じです。今の世の中は何かが間違っている気がします。昔は不良少年や社会に適応できない人が武道や格闘技をやり礼儀や挨拶を身に付け、良い人間に育って行き、社会の役に立つ人間に育った人が多かったわけですが、今の世はどうでしょう?小さな子供達や真面目だった少年が礼儀や挨拶を不十分に武道や格闘技を学び力だけを身に付け、自分の力に酔い、まるで相手を征服したような世界を征服したような態度を取っています。そしてそれを諌める事なく周りで喜んでいる大人が沢山います。それでは子供達や、少年達が良い方向に進む事は出来ません。どんなに才能があり、すごい能力を持っていようと彼等はまだ未完成な人間です。しっかりとした大人が彼等に寄り添って時には苦言を呈してあげなくてはなりません。危険な技を身に付けるのだからこそ礼儀や挨拶や道徳を身に付けなくてはなりません。それが無ければ、人と何か事が起こった時に相手に銃を突き付けて話し合い、相手を力で脅し自分の我を通すような人間になってしまいます。だから武術や格闘技は武道で無ければならないと思います。私に出来る事は自分の道場では礼儀や挨拶を大切にして、時には厳しく子供達に接して、子供達を武道で身に付けた事で社会の役に立ち貢献出来る人を育てていく事だと思います。


kanno

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