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2019年01月20日(日) リアルな夢でした

少し前に私の師匠である廣重師範の夢を見ました。夢の設定は私が25歳ぐらいの内弟子だった頃でした。内弟子は朝練という稽古があって9時30分に集合して道場を掃除して10時から2時ぐらいまで稽古をします。その夢は朝練で、私達がキックミットを蹴っていました。そこに師範が道場に入ってこられて、私達が一度稽古を止めて、師範に「押忍」と挨拶をすると、師範が私達に「これは何の稽古をしているんだ?」と聴きました。久しぶりにリアルな夢でした。と言うのは、この場面を何度も経験した事があるからです。廣重師範は「突きを出すにも蹴りを出すにも、そこに意を持って出しなさい」とよく言っていました。どんな稽古をする時も明確な意味と意識と目的を持って取り組みなさいという事です。一歩踏み出した足にも「自分が一歩踏み出したという事は、自分の命が一歩前に踏み出したという事を意識しているか?」と言われました。私は師範の元を離れた不詳の弟子でしたが、師範の教えは私の中で生きています。私の生徒達にもそれを伝えて行きたいと思います。


kanno

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