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辰吉丈一郎選手とシリモンコン・ナコントン・パークビューの試合は感動しました。辰吉選手にどん底を知る人間の強さと怖さを感じました。良い意味でボクシングというより喧嘩を見ているようでした。あの試合を見て試合には、その人が生まれてからそれまでの人生をどう生きたか?その人の生き方が、試合にそのままでるんだなと感じました。あんな試合を見せられたら、男なら誰でも燃えてしまいます。私は次の日試合でしたが、辰吉選手の試合を見た興奮で一睡も出来ませんでした。その結果は2回戦敗退でしたが、最後まで諦めない試合が出来ました。また、その次の年の4月に野地選手と試合をする試合場に上がる前、私は絶対に勝てないと言われた試合を根性でひっくり返した辰吉選手の試合を思い出し、頭の中では死亡遊戯のテーマがずっと流れていました。不良は根性比べになったら負けないぞ!喧嘩なら絶対に負けないぞ!言う気持ちで試合場に上がり、私は大番狂わせの勝利をあげました。私の人生のベストバウトでした。
kanno
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