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2009年06月12日(金) 受け継がれている

稽古の前に泣いてしまう子がいます。この気持ちは私にもすごくわかります。稽古は自分の体と心を鍛える場ですので、決して楽しいだけでは終われません。特に組手は痛みや怖さ苦しさを伴います。そして稽古の中で痛さ怖さ苦しさの原因を考え、その自分の弱いところを鍛え克服するのが稽古です。だから稽古の前は緊張もするし憂鬱な時もあったりもします。昨日も少し泣いた子がいました。私はこんな時でも、とにかく稽古をさせます。それは稽古から逃げてはいけないことを教えると同時に、どんなに稽古前は嫌でもがんばって稽古をすると終わった後はすごく気持ちが良いし『やっぱり稽古してよかった!』ってなる事を私は誰よりも知っているからです。稽古が終わった後の充実感や爽快感や一つ階段を上った達成感はやった人間にしかわかりません。だから私は稽古が終わった後、稽古の前に泣いてしまった子にいつも同じ言葉を言うようにしています。しかしその役目をこの日は竣稀と言う緑帯の子にとられてしまいました。この子もかつては稽古の前に泣いてしまう事がありました。だから気持ちもわかるのでしょう。私がいつも言っていたように『稽古楽しかったろ!終わったらやってよかったって思うだろ!次もがんばれよ!』私の出る幕はありませんでした。私の教えてきた精神はもうしっかり受け継がれているようです!


kanno

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