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気持ちが嬉しい。 2004年09月27日(月)

あの日、旦那は夜中の2時に起きて仕事へ行かなければいけなかった。

ワタシは起こしてあげたいと思ったけれど

2時までヒマなのでお酒も飲みたいと思った。

「これから仕事って時にお酒の匂いがする妻に起こされるのはいやだよね?」

と旦那に聞いたら「気にしないよ。起こしてくれたら助かる」

と言うので飲みながら2時になるのを待った。

そして2時に起こし翌日子供たちは休園になってたので

ユックリ寝ようと思いながら布団に入った。





朝 息子はタブンいつものように早く起きてた。

一人でウルトラマンかなんかの人形で「トーーー ヤーーー」

と戦いゴッコをしてるのが聞こえる。

もう少ししたら起きよう・・と半分寝てると

息子が階段を勢いよく駆け上り

寝室に入ってきた。

今にも泣きそうな顔で

「オカアサン モノオキガ・・・タオレタ」と。



台風18号上陸の朝の出来事。


急いで階段を下りて和室から物置を見ると

倒れてバラバラになり部品が外れ中のものは飛ばされて

そして、物置のドアか壁がお隣の車に・・・。

「謝りに行かなければ!」とすぐ着替え出て行こうとすると

子供達が風の音と私が出かけると言うことに

怯え、泣き始める。

「大丈夫。お母さんすぐ帰ってくるから」と言って

玄関を開けようとするけれど風で開かない。

少し待って 思いっきり開けてみた。開いた。

でも、歩けない。飛ばされそう。

隣の物置も倒れている。道路は色んモノが舞っている。

お隣さんの車にぶつかってるモノをよけてみると

運転席とその後ろのドアに傷と凹みが・・・。

謝りに行くと「まず車の事はいいですから」と。

家に帰ってくると子供たちは心配そうな顔をして

「オウチ・・トバサレル?」と聞く。

「大丈夫、大丈夫」と言ったけれど不安でたまらない。

まず旦那に連絡を!と思い電話をしてみる。

が、台風が来るから2時起きで会社へ行ったんだ。出るはずがない。

思ったとおり何度電話しても出ない。

すると家に電話が。

近所の方からで家の物置が倒れたのを2階から見て

急いで電話をくれたらしい。

「今から行くから!」と。

待ってる間旦那に「物置倒れた。隣の車傷つけてしまった どうしよう」

とメールを送るとすぐ電話をくれた。

声を聞くと安心して泣きそうになったので

子供たちから見えないところで話をしてると近所の方が

来てくれた。

あの風の中、飛んだ部品や物置の中の物を拾ってくれた。

物置は隣の敷地で寝ている。

近くまで来た業者が取り合えずということで家の敷地まで

引っ張ってくれた。









その後・・・・

台風を経験してる方から色々教えてもらい学び、少し気が楽になる。

お隣さんの車も、「故意でやったんじゃないし」と言ってくれた。

物置も、部品は他で不要になった傷のついてないものを

くれるというので組み立て解体費の最低限で済みそうだ。


他にも色んな人にお世話になって・・・

なってばっかりで

なんだか

本当に 改めて皆の気持ちが嬉しいなぁと心から思うのです。

「ありがとうございました」

と言う気持ちでいっぱいなんです、今。












miruru