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公園に友達といったボンズが気になったので
行ってみた。
皆で虫研究中。
ソーーッとソーーーッと後ろから行って
驚かせてやろうと思ったら
友達少年が
「あ!!オカアサン来てるよ」なんてボンズに言う。
ダメじゃん 言っちゃ 台無し。
で、
必要事項を報告。
「お友達に砂をかけちゃダメだよ」とか
「知らない人に付いて行っちゃダメだよ」とか
「『オカアサンが呼んでるからオジサン車で連れて行ってあげるよ』
なぁんて言われてもオカアサンは知らないオジサンに
お願いしないからね」
「道路を渡るときは右、左見てね」などなど。
(近頃ここらでは「オトコノコを狙う大人」がいるようなので・・・。)
ワタシがこんなに心配してるのに
返事は無く。
そう、無視された。
なんだ!その態度!!!
「わかったっ?」と声を大きくしてもう一度言う。
ボンズ虫と戯れて無視。
「聞いてるっ?」と更に声を大にして。
ボンズ、
「はいはい」と うざいんだよ みたいな返事。
「はいはい」。
今までにも聞いたことはある。
でも、今日の「はいはい」はなんか違う。
ワタシの知らないボンズだ。
ボンズとボンズの友達と虫で繰り広げられてる世界だ。
ワタシの知らないボンズの世界。
一人悲しく家に帰ってくる。
娘も友達の家へ。
たくさん遊んで疲れて眠くなる前に
ご飯とお風呂を。
でも、今日は公園で遊んで汗ビッショリだから
先にお風呂を。
やらなければいけない事はたくさんあるのに
さっきの「はいはい」が頭に残ってる。
ボーーーとソファーに座っていると
「チクショウ私が産んだのに!あんなに大変だったのに!
オッパイだってミルクだって眠いのに夜中にあげたし、
おしめだって・・・。
急に熱出して旦那はいないし
タクシー代は無いし
雪の中二人抱えて病院行ったのに!
晩御飯の用意を と思った時にイヤガラセのように泣いたし
すっごくすっごく大変だったのに!」とか
母親として当り前のやるべき事を押し付けがましく思った。
やだねぇ〜 こんなワタシ。
入園する前に
家庭訪問があると知った。
先生に「なぜ?」と聞いたら
「家でのお子様の様子を見たいんです。
お母様にも
母、妻、女としてあるように
お子様にも
園と家では又違うのですよ」
子供たちが帰ってきた。
ボンズはワタシの知ってるボンズだった。
異性を育てるのは難しい。
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夜 エイトマンが帰ってきた。
熱がありそうだと計ってみると
38.2。
なので今日の出来事は日を改めて報告しようと思った。
けど
私が変な飲み方をしてたのを察したのか
「今日はどうだった?」と聞いてきた。
「ワタシの知らないボンズがいた」と伝えると
「はぁ?」と言うので
又 同じ事を言った。
理解してくれたのか
「友達の前で母親に色々言われるのは恥ずかしいんだよ」と。
「アタシの何が一体恥ずかしいのっ!!」
「いや、そうでなくて。オクサンがいろいろ言うとさ〜」
わかってますよ。わかってますとも。
ただ そういう時期は中学生とかかなぁと思ってて
こんなに早く こう言う場面に遭遇すると思ってなかったんですよ。
話を聞いてくれて ありがとうございますダンナサマ。
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