詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

働くことや、役割を担うことへの憧れ - 2004年02月15日(日)

労働基準法がどう、だとか、
「余暇」を楽しみましょう、とか、
「自由な」時間がある、とかないとか、
そんなことはどうでもよいのである。

こどもの頃を思えば、どんな遊びが好きだった?
お店屋さんや駅員さん、おままごとにお医者さん。
社会、というグループの一員として、
役割をもつことに強い興味を持っていたな、と思う。

忙しく働くことにどんなに憧れたことか。

大人になって、「働くこと」がとても重くて切なくて、
できるだけ働かなくていい方法を考えてハッと気づくと夜になる
そんな暮らしを惨めに思い、不労所得に憧れる
そこにゆがみがあるだろう。

最近ごく個人的によく感じること、
それは、だるくて何もやる気が起きなくなる時には
そのままブスッ、と寝てしまうよりずっと、
自分の役割をまっとうした方がさわやかになる、ということ。

働く、ということに関する嫌悪感や社会通念、そしてさらには蔑視。
それらが、活気ある未来を阻むようにも思える。


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