詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

自由という名の砂場 - 2003年09月21日(日)

♪恋人とは?
 肉親とは?
 人とは?
 (中略)
 自分だけの定義繰り返すけれど
 時々教えて欲しくなる・・・

と、友人は歌っていた。

さて、私はさらに大切な人が増え、
その人々との距離感やコミュニケーションのレベルを
日々、変化させています。

さて私は、この日記を読んでくれている人がいるのなら
今ここで問い掛けたい。
あなたがはじめて公園の砂場をみたときに、
そこで何をするのかを知っていましたか?

目の前に見知らぬこどもたちが既にその砂場にいて、
おもいおもいに遊んでいるのを見たのなら、
そこがお山をつくったり穴を掘ったり
水を汲んできて掘りたての溝に流しいれたり
まーるいおだんごをつくったり・・・
そこでだいたい何をするのかがわかると思う。

でも、目の前にはお手本にするような人は誰もいなくて、
一体ここは何なの?っていう感覚、わかりますか?

実は私がはじめてギターを手にした時も、
そんな感覚がありました。
2本以上の弦を、一緒にはじいてもいいんですか?みたいな(笑)。
(この場合は単に私に受けとめる力がなくて、
目の前でギター弾いてる人がいたとしても
何をやってるのか皆目見当がつかなかったという具合だけれども)

まぁギターのことは余談、として、
今、私は、みたこともないような砂場のふちに立っています。
そこに飛び込むものなのか、
手から入るか足から入るか、
もしくはしばらく離れてみているか・・・
誰でもいいから連れてきて、
その人が一体何をし始めるかを観察するとか。
考えてみればいろいろ思いつくけれど、
この、何をしてもいい「自由」を目の前にして、
背筋が伸びるような感覚です。
それはまるで真新しいキャンバスのように、
何を描いてもいいのです。

まずは表面を手のひらで平らにならしたり、
一握の砂を胸のあたりから下に落として
まいあがる粉塵を吸い込んだり。

スコップもバケツもない中で、
どんなクリエーション(創造)が生まれるか、
なんだかとっても楽しみです!



-



 

 

 

 

目次
過去  未来

Mail Home