詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

♪vamo vamos TOKYO! - 2002年11月24日(日)

サッカー好きで、年間プロアマ問わず40回ほども
サッカーを観にいっているという方に、
どうしてサッカーが好きなのか尋ねてみた。
すると、「裾野の広さ」っていってくれた。

裾野の広さ??
わたしがきくと、
「どんな国でもどんな貧乏でも、ボールさえあればどこでも誰でもできる、
そして世界的な活躍までの幅がある。」
そんな答えをもらった。

なるほど!
わたしが日頃考えていた、類い稀な才能や環境をもちあわせた
ごく一部の人たちだけが豊かさを得るのではない、
万人の人生の尊さ。可能性。
そんなことを刺激された。

生まれて初めて生で観たサッカー。
明らかに今まで私が思っていたスポーツ観戦と違っていた。
ミスをした選手には野次ではなくエールを送る...
ナイストライだ!、ってね。
そして拍手をする。
そうした観客との呼応に、ファン、ではなくて
サポーターとして共に試合をすすめているんだな、
ということがわかり、ルールもなにも知らないまま、
Oh, Yeah!!!と思えるプレイには
自然のうちに手をたたき、立ち上がり、エールを送る。
そんな体験をした。
素晴らしい、と思った。
紳士だ、と思った。
素敵だと、思った。

そうした気づきや感想をていねいに伝え、
合意できることについて話しはじめる。

よい「仕事」をした一日だった。
将来のわたしのために。
さらりと決意を表した夜だった。
人生、楽しみで仕方ないよ!





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