詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

まず、じっくりと耳を傾ける。 - 2001年08月31日(金)

するとまず、こちらの勝手な憶測がなにやら騒ぎ出す。
そしてこわばった顔が徐々にやわらかさを取り戻しす。
やがて憶測は居心地悪そうにあたりを見渡し、
とうとう互いのふところに勇気をもって飛び込みはじめるんだ。

すべて理解しあえないことを嘆くのではなく、
ひとつ、わかりあえたことを喜びとして、生きていきたい。


午後8時7分、退社。
時間がない。
友達にライブをデジカメで撮って、と頼まれていたのに、
今手元にカメラがないんだ。
仕方なく家へ一度帰ってからの出発。
大江戸線で、六本木へ。
9人編成のバンド、Agasajador(アガサハドール)を観にいく。
もうセカンドステージが始まっていて、ドアのところでしばしたたずむ。
奥からマスターに発見され、ちいさくなって中へ。
壁のアートと9人からはじき出されるビートに圧倒される。
ジューシーな、サウンドだった。

終わってから、カンパリクレープを頼んだ。
ほんとはソーダがよかったけど、ちょうど切らしているそうだ。
9人中3人だけ友達だったけど、あとの皆が気持ちがいいほど気さく!
温かく輪の中へ迎え入れてくれて、思いがけず新たな出会いがあった。
いっぱいいっぱいだった今週、ここにきてとことんハッピーな気持ちになれた。
帰りは通り道、というひとりに車で送ってもらう事ができ、
道中歓談。
すごく、あったかくていい人だ。
わたしのことを、どこかで会っている気がする、としきりに言っていた。
これからも、会うだろう。


-



 

 

 

 

目次
過去  未来

Mail Home