詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

休符を歌う。 - 2001年06月16日(土)

父の日に寄せて、実家へ。
ムベさんhttp://www.florist-muve.com/のアレンジを持っていく。
夜遅くまで、父と語る。
将来のことを考える時間を取るように言われる。
恋人とのことも。
信心。夢の実現。独立について。
話題は多岐にわたった。

母からは親戚の話題。
ちょっとした揉め事が起きている。
相続の件で裁判を起こすらしい。

母におそろいのペンダントをもらう。
小さな筒型で、ブルーの液体が入っている。
その中には米粒が一粒、わたしの名前が書いてある。
幸運を呼ぶらしい。

わたしの歌を聴いてもらう。
録音した音源を食卓で。
ふたりとも、思いがけないほど真剣に聴いてくれた。
「声が途切れてきこえるな。」父。
「なんかね、ゆうこの声が、細く長く、
ずーっとつながって聞こえるのがいいと思うよ。」母。
「でもステキだったよ。ただ、それだけじゃそれで終わっちゃうから、
なにか批評をしなくっちゃ、と思ってね!」とふたり。

ギターの師匠に、『休符は黙符だ』と習ったことを思い出し、
音のないところのきかせかたを考えさせられた。
う〜む、深い!両親、恐るべし!



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