「静かな大地」を遠く離れて
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題:122話 鹿の道 人の道2 画:煙草 話:父は自分の人生以上に兄の人生を愛していたのかもしれない
晴れた休日。また散歩しているうちに神社を二つ回ってしまった、 中禅寺敦子みたいな格好をした女の子と一緒に。(<わかるかな?笑) 薄暗い劇場で仮構の物語を観て過ごすよりも“正しい”日曜日か。 ジャン・アレジのラスト・ラン、あれはあれで彼らしいリザルトか、 F1日本GP視聴のあと、今夜も外間さんの『St.Bika』、 音がこんなにリリカルにきこえるなんて耳の悪い僕には特別なこと。 結構わかりやすいアザトさの部分も含めて好き。支持します(^^)
…なんかね、ジャン・アレジを見ていて「人生を愛する」ということ について想うところがあった、というかとても感慨深かったのです。 僕はずっと彼のレースを見てきた。一度はドイツまで観に出かけた。 リザルトも欲しかっただろう、でもいつも走りの快楽主義者だった、 そういうアレジが大好きだった。美意識に殉ずる者、永遠なれ♪
なぜか妙にフツーな↑日記風な今夜、テーマなしの箇条書きにて。
長女は敦子(あつこ)ちゃんだそうです、読み仮名までついてる(^^; 年齢はわかりませんが、彼女の子供の世代はもう御大に届きますな。
『マリコ/マリキータ』(文春文庫)所収の「梯子の森と滑空する兄」 という短編にも見られた、行動する兄/観ている弟という構図は、 なにか御大の中にあるものなのだろうか?
お父さんが語っていたのは1936年からみて二十六年前だそうです。 ということは、1910年…ちょうどハレー彗星が来た年じゃん?! よしよし、しつこい読者はまだあきらめないぞー(笑)
今後どんな時制の“ひねり”で読者をアッ!と驚愕させてくれるのか、 大いに期待させてもらいましょう。
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