P-diary
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2004年05月25日(火) 観劇日記「ヒトミ」

演劇集団キャラメルボックス「ヒトミ」


出演:
小川江利子(ヒトミ)、大内厚雄(小沢)、川原和久(岩城医師)、真柴あずき(佐久間)
筒井俊作(大友)、中村恵子(郁代)、前田綾(典子)
篠田剛(朝比奈)、三浦剛(若杉)、津田匠子(あつこ)


場所:新神戸オリエンタル劇場

座席:1階下手側後方

料金:4800円(S席)


懐かしい作品なので、日程的に厳しくても行こうと思っていた。
初演は、9年前。劇団の10周年記念でこれと「スケッチブックボイジャー」が連続公演だった。
まだブレイクする前?の上川さんが、両作品とも出演していた。
ワタシはと言うと、まだ大学生で、ちょうど教育実習を土曜日(当時はまだ週6日制!)に終えて夕方まで部活に行ってヘロヘロになって帰ってきて、そして翌日、近鉄劇場で「スケッチブックボイジャー」を観劇、翌週「ヒトミ」を観劇した。そして、それから1ヶ月、死ぬほど勉強して、教員採用試験を受けて、合格した!という、なかなか思い出深い作品なのだ。
作品の中身よりも、なんだかそういう思い出が甦って、しみじみしてしまった。

ちょっと前にビデオも見直していたので、どうしても新旧を比べてしまう。
ヒトミは、初演の坂口さんよりも、今回のエリーの方が笑顔が切なくて、いい。
小沢は、初演の上川さんも今回の大内さんも早口で滑舌も良くないのがよく似ている…が、なんとなく今回はぎすぎすした感じがして、やっぱり上川さんかなぁ。上川さんの方が、小沢の弱さや迷いがあったような気がする。
あとは、まぁそれぞれに良さが…ああ、でも今回の大友医師は、押しが強すぎてちょっと苦手だった。

川原和久さんは、劇団ショーマからの客演。生で観るのは初めてだが、ビデオでは「また会おうと龍馬は行った」の初演の龍馬が印象的で、今回もそのイメージが強かった。口は悪い、ちょっと悪人っぽいけど、その中に見え隠れするちょっとお茶目な優しさとか。格好良かった。

そして今回、絶対行こうと思った本当の理由は、津田さん。舞台で観るのは数年ぶり。初めて観たキャラメルの舞台(グッドナイト将軍)で巴御前を演じていたのが津田さんで、綺麗で格好良くて。それからも、綺麗で格好いい…のにちょっとすっとぼけた役とか味のある役をされてて、大好きな女優さんだった。もう一人好きだった女優さんで遠藤さんとかも辞められたので、津田さんももう出てこないのかと思っていたら、見事に復活!
いやぁ、やっぱりあつこさんは、津田さんじゃないとダメだ。やっぱり、いい!
こんな風に、ブランクがあってもちゃんと舞台に立てるっての、いいなぁ。

泣くだろうな、と思って行ったのだが、案の定、最後は泣きっぱなしだった。なんだかすっかり術中に落ちた感じで悔しいのだが、見事にツボにはまりまくった。
ワタシは、ヒトミと小沢の物語よりも、ヒトミと典子の幼なじみの友情に胸がつまった。自分だったら、…と考えてしまう。特に今回のキャストは二人の関係がとっても素敵に見えた。
ただ、隣の女性が中盤からずっとすすり泣いていたので、ちょっとそれで冷めてしまったけど。
それでも久しぶりのキャラメルで、しっかり泣いてストレスも発散できて満足だった。



*番外*
今回、最大のハプニング。
仕事を終えてから一度家に帰って身支度整え直して出かけるつもりだったのが、家の鍵を忘れ、家に入ることが出来なかった。よりによって、気合いの全く入っていない格好で、鞄も汚い仕事用しか持っていない。(車通勤)
さすがに神戸の劇場に行くには恥ずかしい…が、どうしようもないので、とりあえず駅まで走る。(自転車の鍵もない)
駅前のスーパーで、ちょっとだけ見栄えの良い服を買い、鞄を買う。時間がないので、かなり妥協しまくり。
本当は、サポーターズクラブの更新のハガキを持って行くつもりだったのに、机の上に置きっぱなし…
チケット(の予約番号)を手帳に入れておいたのが唯一の救いでした…
教訓。常に気を抜いてはならない。


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