P-diary
Piccolo,Play,Practice,Pleasure,Process,Pray,…Precious!

2002年07月07日(日) 語りと騙り〜2日目〜

《使者のセリフ》
初めの使者2のセリフを四等分。読みたい人が名乗りを上げて四人でつないでいく。迷いに迷って三組目位で手を挙げた。ジャンケンで勝ってしまい、一番最初のセリフ。なかなか感情がこもらない。うわっつらになってしまう。

・文意、気持ちの変化を理解する。
・「読む」=上っ面・・・×
 「語る」=聞く人を意識。何をどう伝えるか。・・・○
・イメージの具前性=具体的に目の前に描く
・内的心理・生理を想像?創造?する。
・緩急、メリハリをつける(早ければいいというのではない)
・「読点」は目で読むためのもの。声に出すときは、自分で考えて打ち直す。

《オイディプス王のセリフ》
苦悩を背負った王のセリフを体現するために、腕立て伏せをしながら、上に先生が座った状態で、セリフを読む。声の調子が変わる。これを何もない状態でも再現できるか?
「人生の重荷を背負う」想像しにくい→実際に負荷をかけ、生理的に実感→再現

《仕上げ》
最後に、使者は四人組をふたつ、王とクレオンは三人組を二つ、それ以外はコロス、と言う形であわせる。つまり、仕上げに二回通すのだ。
コロスは先生の指導のもと、独唱の部分と合唱の部分に分担。
ぶっつけ本番にしては、格好いいのでは!?

《感想》
セリフを言う、ってのは楽しい。同じセリフでも、人によってニュアンスが違ってくる。雰囲気が違う。いや、自分で言っても違ってくるな。
即興の、自分で感じたことをリアルに述べるセリフも面白いけど、やっぱり即興でないセリフを読む(語る)のって、楽しいなあ。
思い切って前に出て良かった。ものすご〜く、自分でも驚くほど足がふるえたけど。


 <<  INDEX  >>


ふうちゃん [HOMEPAGE]