白濁

2002年08月14日(水)　　　　夏休み

もうすぐお仕事も終わり。
後２日です。
長かったような…短かったような。
暫くゆっくりするぞ。
お金ためようと思ってたのに、結局全然たまってません（苦笑）
そんなもんですね…。

忘却の白昼夢

夏も終わりの散歩道
僕は翼をみつけた。
見覚えのあるものだった。
これは彼女のだっただろうか。
それとも僕のだっただろうか。

僕は何かを知っている気がしたが、
何を知っていたのか、思い出せなかった。

この翼であの場所に還れば思い出せる？
とても大事な事だった気がした。
この翼が大事な物だったのだろうか。
それともあの場所に還りたいだけなのだろうか。

とにかく還りたいと
ふと思った。
それが何処かもわからなかったけれど。
それともこの場所にいたくないだけなのだろうか。

僕に翼は似合わなかった。
どうやら僕の物ではないらしい。

では彼女の物なのだろうか。
きっとそうだ。
そう思った。

彼女とは誰なのだろうか。
それも僕には思い出せなかった。
確かに大事な人だったような気はする。
でも気のせいなのだろうか。

僕には何もわからなかった。
どうやら僕は忘れっぽいらしい。

でもこれが彼女の物ならば
彼女はきっと困ってる。

翼を届けに旅に出よう。
まだ見ぬ場所へいるかもしれない
きっと僕の大事な人を
翼をもって探しにいこう。

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