昨日の日記で真面目云々言っておきながらいきなりコレです。所詮私は私です。
さて、秋葉原のセガはバーチャが盛んなことで知られています。狭い範囲に。 実は職場が秋葉原の程近くでして(研修はちょっと違う場所ですが)何度か帰りに拠ってみたのですが、実際に対戦台が10組くらい並んでいまして、夕方からはほぼ全部の台が埋まります。ネットで名前があがる様な強い人もよくいらっしゃる様で、うわさに違わぬ盛況ぶりの様です。
で、何度か秋葉原で勝率の良い人たちと対戦してみたのですが、ここまで違うか、というくらい、地元のバーチャと全くの別物なのです。強く、上手い人には負けても全く悔しく無いのです。むしろ、なるほどなぁ、と納得できるのです。地元では大抵勝ってもイライラするだけなので、正直驚きました。 例えば、こちらが下Pを出した際に、ヒット、カウンターヒット、立ちガード、しゃがみガード、空振りとあらゆる状況に「見合った」行動を取ってくるのです。下Pを空振りしているのに無理やり膝や投げを出す様な人はほとんど居ません(もちろん、それを踏まえた上でのバクチとしてやってくる場合はありますが)。 その様に見合った行動をとってくれると、こちらとしても更に一段階上の駆け引きができます。以前この日記でも書いたかもしれません。 一例を申し上げますと、パイで、相手の起き上がりに対して6K2でボクタイ(低い姿勢の構え)になるのを踏まえて、6K→その場ジャンプをすると相手が起き上がり下段攻撃を空振りする、という様な駆け引きです。理にかなってるでしょ? もちろん、二回目からは相手も学習してきますから中段になるわけです。こちらはそれを読んでボクタイに素直に移行したり、中段当身をしたりするわけです。 ボクタイに行かずにジャンプで相手の攻撃をかわした場合にも、そのまま着地して投げに行くと、次からは相手もしゃがんでかわして逆に二択を仕掛けてくるのでまた駆け引きが発生します。
これこそが、「バーチャ」というモノだと思うのです。
今日地元で色々対戦してみた感じですと、こういう駆け引きの「存在を理解している人」という時点で既に少ないみたいです。こういう駆け引きをしてくれる人となると一人か二人……。コンピュータのルーチンワークの如く連続技を叩き込み、起き上がり三択だけで勝利をもぎ取る。まあ、それを楽しいと感じるのはその人の勝手なので私が口を挟むような事はできませんが。 最近、私はパイ、リオン、ウルフのほかに、アキラ、ラウ、カゲ、ジャッキー辺りも使うようになったのですが、地元の人にはまだ技をあまり知らないアキラやジャッキーでもパイと同じくらい勝てちゃうんですよね。むしろパイの方が負けるくらいです。これは、私的にとても嘆かわしいことです。
まあ、これからは秋葉原で人を見て乱入すれば良いだけの話なんですけどね。
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