私の一番の行きつけの本屋が、店を閉めると看板が立っ ていた。 本気で店先で声上げそうになりましたよ。 私の本屋人生を支えてくれた店なのに。 手持ちの本の六割は、確実にここで買った本だ。 そりゃそうだろう。 店が出来て二十年だそうだから。 新刊の発売日の度に足を運び、TVガイドを買うように なってからは毎週必ず行って、その度に大枚落としてき てたのに。 やっぱり、私ごときの大枚じゃあ、だめなのか。 そんな閑散としている風でもなかったのにな。
今、いつか買いたいと思っている本が沢山あるのに。 私はそんな本を、書名とか作者とか出版社とかではなく、 その本屋の置いてある場所で覚えているので、非常に危 機的状況ですよ。 他の本屋で再び巡り会える確率は低いよな。 無駄使いするなって事なのかな。 いや、その前にそんな覚え方はやめろと。
・・・第二の行きつけの本屋は大丈夫だろうか。 これでそっちも閉めたら、本当に困った事に・・・。
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