日記らしい

2004年02月01日(日) 至福。

ライブに行った。
もう、こんな文才の無いヤツになんか言葉に表す事など
出来るはずも無く。
一公演目なんて、最前列でギターさんの初期配置の真正
面の席だった。
なんてこったい。
ずっと。
ずっと、ギターを弾く指を見ていた気がする。
好きだから、仕様が無い。
ギターを弾いている、その時が好きなのだ。
音と、身体と。
その、二度と同じ事の無い交わりの、なんという儚さ。

二公演目は、列こそ一公演目より後ろだったが(それで
も五列目)位置がステージの真ん中で、これまたなんて
こったいな。
一公演目にシンバルの加減で殆ど顔の見えなかったドラ
ムさんを確り見ようと心に決めて、それでも気持ちはギ
ターさんへ向いていたり。
でも、やっぱりドラムさんもベースさんもキーボードさ
んもボーカルさんも気になって、なんで頭と目が五つな
いんだと。

正に「夢の様な」とはこの事なのだ。
記憶を反芻すれば、霞のかかった光の中に彼等がいて。
光と、音と、声と。
最後の挨拶で、ギターさんは「幸せです」と言いました。
それは、あの会場にいた全ての人の言葉でもある事を、
彼は気がついてくれているのだろうか。

今年も来てくれてありがとう。
来年もぜひ来てください。


 < 過去  INDEX  未来 >


みあき