今更だが自分の性癖に気付いた。 私は兄弟モノが大好きなのだ。 しかも「出来た兄を慕う弟」という構図が 武者震いするほど大好き。私の戦国好きの走り、 そしてバイブルと化した「真田太平記」はまさに コレだし、先月来私のハートを奪った 「幻想水滸伝3」の軍師兄弟もコレに近い。 そしてまた私をトリコにした漫画がこれ。
「KAMUI」である。
たまたま表紙買いして、特に面白くもなかったので そのまま放置していたが、とりあえず最後まで 読みたかったので古本屋で100円で見つけた時だけ 買うことにしてぼちぼち買い集めていた本。 このたびめでたく全巻そろったので読んでみたら、 最終巻でごっそりハートを奪われた。 まさに前述の「私好みの兄弟モノ」だったからだ。
話は、北海道出身の主人公の少年が崩壊しそうな 世界を救いに?上京して来る近未来学園モノ。 しかし世界が崩壊しそうになったのは彼の兄がそう させたせいで、彼は兄を止めるためにやってきたのだ。 この兄というのが頭脳明晰・眉目秀麗・冷酷無比という 絵に描いたような攻キャラで、登場人物はだいたい皆 この兄に影響を受けている。しかし兄はそんな自分を 慕う人間達を片っ端から魅了しては突き放し、世界を 崩壊に近づけていく。弟にも無関心な態度を崩さない。 ちなみに弟はもちろん、捨て猫みたいに人を寄せ付けない けど動物好きで、心を開くと完全に相手を信頼するタイプ。 心の中では優しかった兄を信じてるというのもお決まり。 一度は「お前が憎かった」と言われて泣きながら攻撃 するが、最後にとうとう兄、最期だと思ったからか 弟に向かってこう言い放った(※要約してます)
お前のことが好き過ぎて、お前のためにならない 自分ごと世界を滅ぼしたかったんだ
あまりにも自分勝手な愛の大告白に弟呆然。 「ハタ迷惑過ぎるだろ!?!」とツッコミつつも 私のテンションもマックス。最初は触れるのさえ はばかってて、そういうストイックなところにも モエたのに、最後はちゃんと抱き締めてたし、 ンもうそのまま押し倒してしまえ兄! しかしこういう話は主人公が成長するもの。 最後は死にそうな兄すらかばって主人公が世界も 救ってしまう。 いやー、参ったね、最後にオイシイところ全部 持ってかれた気がするわー。
しかもエンディングでは、今まで一緒に頑張ってきた 仲間全てを振り切って兄と北海道へ帰郷、無人の 故郷で弱った兄の世話をしながら二人暮らしを するという…やだもう私の妄想じゃないのこの話!?!
おいしい…おいしすぎる! ということで、今更ながら兄弟モノが好きな自分を 発見したのでした(ホント今更だよな)
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