日常喜劇

2008年09月06日(土) 玉子湯・1


久しぶりの旅行である。
最近仕事のせいであらゆるモチベーションが低下しているので、
そう感じているだけかもしれないけどとにかく旅行。
今回は高校時代の友人と温泉に入りに来た。
旅に出るととにかくあらゆる経験をしようとする私にしては珍しく、
温泉入りに行くだけのネガティブな旅である。それも道理で連れの一人が
妊婦だからだ。大事な体なのでムチャは禁物。ということで、ネガティブな
仲間の強い同意と妊婦を思いやって動かない旅にやってきた。
10時過ぎのゆっくりスタートで福島駅へ。
東京から近いのでお昼過ぎに到着。
そのまま、ホテルのバスが迎えに来るまでの時間でギョウザを食べに行く
ことになった。福島は昼ギョウザが有名らしいのだ。駅の観光案内所で
聞くと、お勧めのお店は車で10分ほど行った場所にあるという。
5人なので中型タクシーでそのお勧めのお店に行った。
土曜の昼なのに運よく空いていたのですぐ席に着く。…というか、それほど
混まないお店なんだろうか。メニューがギョウザをメインにライス、スープ、
おしんこ…などと続くので、ギョウザとライスを、そして私のワガママで
ミソラーメンを1つ頼んだ。で、来たギョウザの美味しいこと。薄皮が
パリっとしていて一つが小さくて食べ易い。普段ギョウザで白米を食べる
ことがないので途中で飽きてしまったが、確かに美味しかった。
ミソラーメンも美味しかったし。
で、ランチを堪能した後は、ギョウザ屋の隣にあったサティでお菓子の
買い込みをした。夜食べるためだ。変った形のかりんとうがあったので
それを買ってみた。なかなか満足。
さて、サティのタクシー乗り場でタクシーを待ってみたが、来ないので
タクシー会社に電話して中型をお願いすると、またしてもさっきの方が
運転するタクシーがやってきたではないか。聞けばその会社で中型は
このおじさんしか運転してないらしい。それじゃ当たり前か。
中型でハイヤーなので、よく有名人を連れて乗り回すなんて話を聞きながら
運転してもらう。陽気な方で、消臭剤の変わりに置いてあるリンゴを全部
持ってけと勧められてしまった。「3日でなくなるからいいんだよ」と
言うではないか。しかも1個もらおうとしたら「ゴロゴロするから3つ
全部持ってけ」とおっしゃる。お言葉に甘えて3つもらってしまったが、
さて、どうやって食べようか…。
ところで、観光するつもりがないので宿の部屋でまったりするつもりだった
のだが、娯楽グッズがない。仕方がないので駅の100円ショップでトランプを
買って行くことになった。ついでに私は訂正印を見つけて思わず買って
しまう(笑
さて、いよいよホテルのバスが迎えに来たので宿へ。
25分ほどひたすら道なりにまっすぐ、途中で「フルーツ街道」なる道も
通過し、到着したのが「玉子湯」という名前の宿である。ここを選んだ
友人に聞いたところによると「入るとむきたてのゆで卵のような肌になる」
から「玉子湯」なんだそうな。楽しみ!
さて、到着した「玉子湯」の部屋で、早速お茶飲みながらトランプを
始めてみた。すぐお風呂入りに行くと疲れるからさ…。
ババヌキ、七並べ、大貧民までやって次が出てこない。皆、トランプなど
日常的にやらないからどういうゲームがあったかうろ覚えなのだ。
で、そろそろ暗くなるので外のお風呂に入りに行くことにした。せっかくの
露天だから外の景色見たいし。外湯は3つある。元祖の「玉子湯」は、
かやぶき屋根の小屋を中で男女に仕切って入る形になっている。
こじんまりとして良い風情だった。…が、熱かったので早々に退散。
次に坂を下った所にある女湯1つに入りに行く。この頃にはマイペースな
我々は5人ばらばらに行動を始めている。私もいつの間にか一人で動いて
いて、この女湯へ向かったところ、友達が一人で入っていた。
高校時代からの付き合いだが、彼女の普段見えない場所にアザがあるのは
知らなかったのでそんな話になった。「真壁君みたいだ」と言ったら
「魔界とは関係ないよ」とか打てば響くような返事が来て、しばらく
「ときめき☆トゥナイト」の話で盛り上がったり。
さてこの玉子湯であるが、噂にたがわず良いお風呂だった。
「1回10分・1日4回が限度」という制約があるくらいだからよほど
効き目があるのだろう。とりあえず今日は4回入っとこう。
夕方になったので夕食へ。
夕食は、牛のしゃぶしゃぶ始め特に芋料理が絶品だった。
宿がちょっと寂れてるのに反して、えらくウマイ料理だ。
さてご飯をおいしく頂いたところで部屋に戻ると、お布団が敷いてあった。
ついごろっとなってしまうともう起き上がれない。
夜風呂に入りに行く前に、皆でごろごろしているところで今度は花札を
することになった。ところで皆プレイしたことがないという。
…きっと子供の頃に賭け花札までやっちゃった私の方がおかしいのだろう。
さて、この花札をやってみたところ、なぜか皆の間で大フィーバー。
うっかり10時までという夜風呂の刻限に間に合わなくなるところだった。
夜風呂には、一人はもう面倒だからと行かなかったが4人で向かった。
この時もまた別行動を取る。
夜の露天風呂もまた良い雰囲気で、お湯もちょうど良く川の音も
気持ち良くて心地よく入ることが出来た。
でも外湯は入るだけで洗い場がないため、体の洗うために内湯に入りに
行った。内湯が部屋の隣、というかつてない近場にあったため、楽だった。
さて私は最近土曜の夜は「太王四神記」を見ていて、今日も夜放送予定
なのだが、連れが花札大フィーバー続行中のためテレビは見ずに花札を
続けることになった。…いいけどね、録画してきたし。
しかしさすがに12時過ぎたら眠くなったので、このへんで切り上げて
寝ることにした。や〜…こんな何もしない旅も楽しいな〜


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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