日常喜劇

2008年02月09日(土) 「KIDS」


映画「KIDS」を見てきた。
ものすごい映画だった。

乱暴者だが性根は優しいテツオと
幼少時に母親を刺したが優しくて気の
弱い美少年アサト(爆笑)が、小汚い
田舎町の片隅で懸命に生きていきながら
友情を暖めていく話なのだが…。

もう、もうもう何度爆笑しそうになったことか…!

アサトは物質を手を触れずに動かすことが
出来る超能力の持ち主で、怪我している子供が
いると見かねて自分に移動させてしまうドM体質。
テツオはそんなアサトを心配して、幼い頃に自分を
虐待して、今は寝たきりの父親に移せばいいと
言ってくる。幼少時のヤケドの痕とかあるのですよ。
どこのBL!?
…いや、原作はちゃんとあるのですが、
もうBLバリにBL要素満載の話でした。

やがてアサトは喫茶店のウェイトレスに恋するのだが、
彼女はいじめられて口元に傷があるのをトラウマってて
いつもマスクをしている。アサトはそのままの君が
好きだと言いつつも傷痕を自分に移すのに、彼女は
傷がなくなったからと都会へ出てってしまう。
逃げられてるし…!
あげくアサトは、自分の超能力のせいでムショ入りしている
母親に面会に行ったら「あなたなんか生まれて来なければ
良かった」と言われて大ショック。
帰りに玉突き事故の現場に居合わせて、よろよろ
しながらけが人の怪我を次々に自分へ移動させていく。
バカか!?

そこへちょうどやってくるタケオ。
体を張って制止しようとするも、傷心のアサトは
「僕はもう死にたいんだ…」と言って傷を移すのを
止めようとしない。
…アレ、どこかで聞いたセリフですよアサトさん!?
確か京都、どこの世界もアサトは心に傷持ちなのか!?

手を叩いて笑いたかったが、けっこう満員御礼な
劇場内ではあくまで大人しく鑑賞した。

さらに個人的に面白かったのは、タケオをして
「俺達(前科者)はこの薄汚れた街から出られない」と
言わしめた町に高崎線が通ってて、エンドロールを見たらそこが
埼玉の本庄だと知って更に爆笑。だって彼女が出てった
都会が池袋なのに…!本庄→池袋なんてたかだが
1時間半だよ、私の通勤時間より短いよ…!

…面白い。チョー面白かった。
きっと10代のぴゅあな若者だったら涙を流して
感動するステキストーリーなのだろうが、
私的には爆笑の連続でおかしい話だった。
アサトの傷つきっぷりが見たかったらオススメだ。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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