レディースデーだしということで映画を見に行ってきた。 気になっていた邦画「cha-cha 天涯の妖妃」である。 ものすごい話だった。
だいたいにおいて、判官びいきというか西軍好きに とって淀君は悪の権現である。彼女が阿呆なばっかりに 豊臣家は滅んだんだとの説もあるくらいだ。もっとも 彼女は父の家を織田信長に滅ぼされてるから、その 先鋒だった秀吉が嫌いで、でも秀吉の側室になった くらいだから、自分の手で豊臣を滅ぼしたかったとの 説もある。そっちの方が女としてはシタタカで面白い。 が、今回の話はそんな大層なモノじゃない。 あれこれツッコミどころ満載だった。
今までさんざん阿呆な政策を繰り返して、もう どうしようもない窮地に陥って「降伏しろ」と言われた 土壇場で、cha-cha様は甲冑を着込んで秀頼様と颯爽と 登場、家康に徹底抗戦宣言をして帰って来れば兵士からは 大将の秀頼を差し置いて淀様コールが。…アホか! あんたがもっと前に妥協してれば戦争なんかしなくて 良かったんだってば!何を今更…!それより意地を 通したかったんだったら、さっきの場面で家康の 下座に座るんじゃない。 しかも幸村(40代後半なのに若い)に「勝てますか?」と 言い出す始末。だーかーらーあんたがー…!!!(怒) 真田太平記を始め、西軍寄りの歴史小説を読んで、 何度私があんたを直接刺しに行きたいと思ったことか…!!! (落ち着け自分) 更に江戸城大奥に引っ込んでるはずの御台所にして cha-chaの妹・お江も単身大阪城にやってきて姉に直談判。 皆、姫のくせに腰軽いな! しまいには秀頼様まで単騎出陣あそばし、cha-chaは 大阪城に一人取り残されてしまう。 家康は阿呆な女は嫌いだろうに、実は家康もcha-chaに ホの字(死語)だったことが判明、cha-chaが自ら爆破して 崩れ落ちる大阪城を見て「負けた…」と呟いて終った。 cha-chaを主役にしたから仕方ないかもしれないが、 一般的に伝え聞く史実とだいぶ違うしあちこち話の ほころびが気になってしょうがなかった。 館内にはたまに「ふっ…」と鼻で笑う声とすすり泣きが 混じり、泣けるシーンはまぁ、女の女としての意地を 通すあたりがなかなかミモノだったが、だいたいは 鼻で笑うシーンの方が多いよね。
とにかくダメな映画でした(言っちゃった…)
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