日常喜劇

2006年08月13日(日) 2日目


今日も仕事で朝早い電車に乗って行った。
読んでいた本が面白かったので夢中になって
読んでいて全く気付かなかったのだが、
斜め前に座っていたおばちゃんがいきなり
「あーーーーーーーーーっ!!!」と
奇妙な叫び声を上げてケイレンし始めた。
最初は変わった人かと思って、じろじろ見るのも
失礼かと顔も上げなかったのだが、次第に周囲が
ざわめき始めたのでつい顔を上げて見てしまった。
限界に見開かれた両眼から目が飛び出しそうに
なっていて、虚空を凝視している。それに斜めに
傾いたままケイレンしてこわばった体。
本気でヤバイ、と思った。
さすがにそんな状況では周囲の人もヤバイと思ったの
だろう。誰かが「緊急ボタン押して!」と言うと
ボタンの近くに立っていたサラリーマンがボタンを
押した。途端に車内にアラームが鳴り響いて電車が
急停車する。おばちゃんの周囲に座っていた人たちが
介抱にかかった。寝かそうとしても、おばちゃんは
硬直したようになかなか動かない。サスペンスドラマの
劇薬を飲んだシーンみたいだ。ヤバい。
近くにいた若い女の子達が「お医者さん居ませんか?」と
聞きながら隣の車両まで走って行った。えらいなぁと
感動しつつ、おばちゃんの状況を眺める。私も何か
手伝えないかと立ってみたが、ちょっと距離が離れて
いてどうにも手が出せない。そのうち、医者を探しに
行った女の子と一緒に「看護婦です」と言いながら
これまた若い女の子がやっていた。最近の女性は
頼もしいなぁ。同じく車掌もやってきたが、
おばちゃんの状態を見て看護婦さんが相手してるのを
見ると、何か話してまた最後尾に戻って行った。
傍目にはおばちゃんも、最初の異常に比べればだいぶ
落ち着いてきたように見える。やがてアナウンスが流れて
電車が再び動き出した。電車が急行なので、本来なら
停まらないはずの隣の駅で停まっておばちゃんを
下ろしにかかった。駅で待ち構えていた駅員がタンカを
持って入り込んで来る。おばちゃんはタンカに乗せられ
駅で下ろされたが、ホームで座り込んでいた時点では
もう随分とまともな顔つきになっていた。むしろ
狐につままれたような顔だった。その頃には私も随分
余裕が出来ていて、デスノート感覚で死神でも
見ちゃったかな?とか思った。だって虚空凝視してたし。
それにしてもビックリした〜、というか血の気が引いた。

そして今晩も飲み会だった。
昨日も会ったシロクマ君と、長崎から引っ越してきた
蒼ちゃんの二人だ。今日も仕事だった私にために、
二人が私が行き易い場所まで来てくれた。ありがたや。
ちょうど8月が誕生日だったのでダメ元で話してみると、
タダでデザートをプレゼントしてくれてラッキーだった。
言ってみるものである。ところで今日もヲタクに遭遇した。
まずエレベータの中であからさまなのを目撃。だって
ビッグサイト帰りのバッグ持ってるしリュック背負ってるし
首にタオルぶら下げてるし。そして食事中にもいた。
普通の会話をしていたら、背後から「へたれが…」という
一音が聞こえてきて思わずシロクマ君と顔を見合わせた。
その後、どうしても「都筑が…」という単語が聞こえて
耳をそば立たせたのだが、やっぱりよく解らなかった。
残念無念…たぶん違うだろうけど(笑)
さて明日からは普通に仕事だ。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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