西風隆介(ならい りゅうすけ)の「竜の封印」シリーズが面白い! …て話したっけか?(忘れてるし) ようやくシリーズ読破しました。最後は意外にも 作者によるキャラ達の対談みたいな軽い本だったけど、 自分では読み解けなかった裏まで解って満足の一冊だった。 というか、本編がまず面白い。 話は、大学で認知臨床心理学という一応文系の研究を している助手の40才前の男性が一方の主人公。彼は 「脳は目に見えない情報を流している」という持論の もと、インチキなオカルトを看破しまくっている。 彼の説によると「母と子などの近い関係の脳は繋がり やすく、母が話していない過去を子供が知っている 不思議な話がテレビ番組などであるが、これは母の脳が 子供と繋がって無意識に情報をやりとりしていたから」 らしい。こんな私の又伝えじゃ解りづらいだろうから 是非本編を読んで欲しい(笑)のだが、ホント読むと ナルホドと納得できる。京極本バリの丁寧な説明文は 解りやすく興味深い内容だからとても読みやすい。 一方もう一人の主人公は、神代の時代から一つ目の 神様を代々その身に受け継いでいるという竜の化身の 高校生の少年。これぞホンモノの生きるオカルトで、 各界の実力者達が彼を支持する氏子になっていて、 その存在は公にされていない。なぜって本物だから。 彼はその古代日本の神様の化身で、人の記憶が読める。 失せモノがすぐ見つかる。なぜなら人の脳が持っている 情報を読めるからなのだ(あれ密も…?^^) 普通、オカルトならオカルトで竜の化身が主人公なら その不思議を解明しようなんてしない話が多いのに、 この「竜の封印」シリーズは科学とオカルトを真っ向から 勝負させて、見事にこのオカルトを「認知神経心理学」で 説明しているのだ。多分、作者の持論なんだろうけど、 奥深くて説得力があって信じたくなる。 この助手の年の離れた妹は、竜の化身の男の子の同級生で お友達だ。第一話で彼女が殺人犯と疑われるのだが、二人は 見事に共闘して、オカルトとサイエンスの力で彼女の無実を 晴らす。これがまぁ面白い。どんな推理小説でもこんな 謎解きみたことない。目新しいモノ好きな人なら絶対 オススメだ。読書好きな人にもオススメ。ラストなんて このヒロインが「異世界にもう一人いて、そっちの彼女と 入れ替わってしまった」というパラレルワールドまで出て 来ているのに、ファンタジーに逃げることなく見事に現実の 話として完結させている。話がちょっとマニアック過ぎるので 「読書はベストセラーしか読まないワ」という人には難解かも しれない。そういうのにありがちな、愛とか男女とか結婚とかに ついて全然語ってないから(笑)でもこんなマニアックに続く サイトのマニアックに続く日記を覗きに来続けてくれる人なら 素質あると思うの!(失礼な言い草ですみません感謝してますっ) 絶対面白いからオススメなんだよ〜!相手が読書好きと聞くと、 私がまず一番にオススメする本がコレですv
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