最近私を熱く悩ませている漫画に市東亮子の「BUD BOY」がある。 昔から絵だけは気になっていたのだけれど、表紙を見て勝手に 女の子と勘違いして敬遠していた。が、たまたま1巻を読んで みたら少年だったことが発覚。たった一話を読んで面白さに 目覚め、以来せっせと集めてついに全19巻+外伝1冊集めて 読み終えた。元々BLなんかよりオカルト系の方が好きなので プリンセスミックを買うのに抵抗はない。あっという間に 蔵書棚に並んだ20巻のプリコミを眺めてにやける日々…。 だって本当にホモくさいんだもん!(笑) ホモあからさまなBLより「こいつらちょっと行き過ぎてねぇ?」 と勘ぐる方が楽しい。BUD BOYはそのツッコミ所が満載なのだ。 主人公は天界の花の皇子、蕾。母親が花仙の帝なのだ。衣装や 文化は中国か平安時代風。皇子は天界一の強気な暴れん坊で 天界花仙武士団−花士団−の長。私の大好きな、少年上司である。 この蕾、ハキダメの美少年のクセして根っからの武人。ちょっと 耽美な攻撃されると総毛立って拒否反応を示す。「たわけ!」とか 怒鳴って殴り落としたり、耽美発言されて頭抱えて身もだえしたり。 耽美にここまで耐性がないと逆に嬉しくなってくる(色々やりたくて) だいたい元がお花の女王の息子だから華やかだし甘い香りは するし体の元になってるものは花芯だしで、性格以外は本人 耽美なことこの上ない。まるで密のようだ(笑) 対する幼馴染の親友は草木の聖仙で、こちらも緑仙の皇子様、 東雲。紳士で上品で幼馴染に対してはたまにいじわるだが、元が 聖仙なので基本的にはいい人。そして、同い年なのに主人公が 成長を止められているため少年の姿なのに対して、彼は10代 後半の姿。これもモエ(笑)ちなみにこちらの彼は頭脳派で武芸は からきしなので、たまに幼馴染の少年に守ってもらっている。 しかし薬学に造詣が深いので、少年が怪我する度に治療 看病してあげているオイシイ間柄だ。 しかもさらに彼は「東皇使」と言って春を司る聖仙。春といえば 当然恋愛も司っている。本人紳士で誰ともお付き合いしていないが、 ずっと苦しい片思いをしているようなホノメカシをしているので、 腐女子としては相手を疑いたくなるというものだ。 いや、腐女子じゃなくても疑いたくなるくらいホノメカシが多くて むしろホントに幼馴染ラブかと逆に不安になってくる。これがBL だったら1巻の後半には明らかになってるのに、プリコミだから 20冊経っても明らかにはならない。だがそこがイイ!もう個人で 疑うから明らかにしないで下さい!といったカンジだ(笑) だいたいねぇ、ヤバイよこの2人。東雲の大ピンチに蕾はためらい なく自害しちゃうし、それを知った東雲はハダカの蕾を抱きしめて 「何も言わないでおくれ」とか言っちゃうし!しかもベッドで。 もう…もう邪推万歳!(笑) その上この2人、ややこしいことに東雲の双子の弟を挟んで △関係になりきらない難しい関係にある。 双子の弟は生贄としてずっと幽閉されていて、蕾は彼の苦しみを 取り除くためなら何でもする、むしろ自分が身代わりになりたい くらいのこと言っている。武人の蕾らしくなく、この弟皇子の ことを考えてる時は切ないため息。兄である東雲も、嫉妬している 余裕もなく「生贄は自分だったかもしれない」と考え、自分が 代わってあげたいと思っている。蕾は「恋じゃない」と言って いるし東雲は「恋より重症」と考え、2人とも微妙な位置にいる。 つまり彼ら、△関係になりきってないし!(チョーモエ) 「都密で都筑がカッコいいけど自滅してない、密が心理的に 逃げられないソフト強○」という、説明するのも難しいジャンルに こだわる身としては、聖仙という清らかな身なので△関係になり きらない彼らの複雑さ加減はむしろモエ。かなりモエ。 他にも会うたびに蕾に抱きついてくる人間の青年とか、蕾の 美青年の部下とか東雲の美形な兄とか耽美な悪役とか。 おねーさまなら話が解ってくれるだろうとさほや蒼ちゃんに無理やり 話に付き合わせ、そのたびに「アンタ好きそうだもんね〜」とミも フタもない返答を頂いた。反論できない。…けど好きなんだもん! 強くて凛々しくて色事に無縁な美少年が!そんなコをいじるのが! ってことで、現在周辺に「好きだね〜」と言われつつせっせと布教 して回っている。このままだと年末激務の合間を縫って冬祭りまで 乗り込みそうな勢い。同志募集中である。
|