日常喜劇

2004年12月20日(月) BUD BOY


最近私を熱く悩ませている漫画に市東亮子の「BUD BOY」がある。
昔から絵だけは気になっていたのだけれど、表紙を見て勝手に
女の子と勘違いして敬遠していた。が、たまたま1巻を読んで
みたら少年だったことが発覚。たった一話を読んで面白さに
目覚め、以来せっせと集めてついに全19巻+外伝1冊集めて
読み終えた。元々BLなんかよりオカルト系の方が好きなので
プリンセスミックを買うのに抵抗はない。あっという間に
蔵書棚に並んだ20巻のプリコミを眺めてにやける日々…。
だって本当にホモくさいんだもん!(笑)
ホモあからさまなBLより「こいつらちょっと行き過ぎてねぇ?」
と勘ぐる方が楽しい。BUD BOYはそのツッコミ所が満載なのだ。
主人公は天界の花の皇子、蕾。母親が花仙の帝なのだ。衣装や
文化は中国か平安時代風。皇子は天界一の強気な暴れん坊で
天界花仙武士団−花士団−の長。私の大好きな、少年上司である。
この蕾、ハキダメの美少年のクセして根っからの武人。ちょっと
耽美な攻撃されると総毛立って拒否反応を示す。「たわけ!」とか
怒鳴って殴り落としたり、耽美発言されて頭抱えて身もだえしたり。
耽美にここまで耐性がないと逆に嬉しくなってくる(色々やりたくて)
だいたい元がお花の女王の息子だから華やかだし甘い香りは
するし体の元になってるものは花芯だしで、性格以外は本人
耽美なことこの上ない。まるで密のようだ(笑)
対する幼馴染の親友は草木の聖仙で、こちらも緑仙の皇子様、
東雲。紳士で上品で幼馴染に対してはたまにいじわるだが、元が
聖仙なので基本的にはいい人。そして、同い年なのに主人公が
成長を止められているため少年の姿なのに対して、彼は10代
後半の姿。これもモエ(笑)ちなみにこちらの彼は頭脳派で武芸は
からきしなので、たまに幼馴染の少年に守ってもらっている。
しかし薬学に造詣が深いので、少年が怪我する度に治療
看病してあげているオイシイ間柄だ。
しかもさらに彼は「東皇使」と言って春を司る聖仙。春といえば
当然恋愛も司っている。本人紳士で誰ともお付き合いしていないが、
ずっと苦しい片思いをしているようなホノメカシをしているので、
腐女子としては相手を疑いたくなるというものだ。
いや、腐女子じゃなくても疑いたくなるくらいホノメカシが多くて
むしろホントに幼馴染ラブかと逆に不安になってくる。これがBL
だったら1巻の後半には明らかになってるのに、プリコミだから
20冊経っても明らかにはならない。だがそこがイイ!もう個人で
疑うから明らかにしないで下さい!といったカンジだ(笑)
だいたいねぇ、ヤバイよこの2人。東雲の大ピンチに蕾はためらい
なく自害しちゃうし、それを知った東雲はハダカの蕾を抱きしめて
「何も言わないでおくれ」とか言っちゃうし!しかもベッドで。
もう…もう邪推万歳!(笑)
その上この2人、ややこしいことに東雲の双子の弟を挟んで
△関係になりきらない難しい関係にある。
双子の弟は生贄としてずっと幽閉されていて、蕾は彼の苦しみを
取り除くためなら何でもする、むしろ自分が身代わりになりたい
くらいのこと言っている。武人の蕾らしくなく、この弟皇子の
ことを考えてる時は切ないため息。兄である東雲も、嫉妬している
余裕もなく「生贄は自分だったかもしれない」と考え、自分が
代わってあげたいと思っている。蕾は「恋じゃない」と言って
いるし東雲は「恋より重症」と考え、2人とも微妙な位置にいる。
つまり彼ら、△関係になりきってないし!(チョーモエ)
「都密で都筑がカッコいいけど自滅してない、密が心理的に
逃げられないソフト強○」という、説明するのも難しいジャンルに
こだわる身としては、聖仙という清らかな身なので△関係になり
きらない彼らの複雑さ加減はむしろモエ。かなりモエ。
他にも会うたびに蕾に抱きついてくる人間の青年とか、蕾の
美青年の部下とか東雲の美形な兄とか耽美な悪役とか。
おねーさまなら話が解ってくれるだろうとさほや蒼ちゃんに無理やり
話に付き合わせ、そのたびに「アンタ好きそうだもんね〜」とミも
フタもない返答を頂いた。反論できない。…けど好きなんだもん!
強くて凛々しくて色事に無縁な美少年が!そんなコをいじるのが!
ってことで、現在周辺に「好きだね〜」と言われつつせっせと布教
して回っている。このままだと年末激務の合間を縫って冬祭りまで
乗り込みそうな勢い。同志募集中である。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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