日常喜劇

2004年09月22日(水) 呪術的嫌がらせ


家のぬれ縁の下にズル柿が投げ込まれていたらしい。

ズル柿というのは、一足先に熟れて落ちてしまった
赤い柿のこと。ちなみに色はいいけど味はマズい。
ズル柿なんて落ちて道を汚すくらいの脳しかなくて
鳥しか食べない。そんなしょーもない物を、明らかに
個人の敷地内であるぬれ縁に投げ込むってどう考えても
嫌がらせである。悪意さえ感じる。
だいたいうちは田舎だから公道からかなり離れているし、
家も個人宅の坂の上だから、用のない人間がうっかり
坂を上がってくることはまずあり得ず、並々ならぬ
熱意がないと敷地に侵入することさえ考えつかない。
朝、掃除をしていて母が発見した。
「昨日奇麗に掃除しておいたのに、失礼しちゃうわ!」
動物の仕業だったらメルヒェンなんだけど、熟れて
ぐずぐずの柿を口でくわえて持ち運ぶなんてまず不可能で、
持ち運べたら逆に恐い。しかも好意的じゃないし。
そう考えると人間の仕業なんだけど、これももちろん
嬉しくない。ふと、オカルト好きの母に言ってみた。
「誰かに恨まれて嫌がらせされたんじゃないの?」
つか、なんか呪術的だよな。
しかし母も負けていなかった。

「まさか、私があんまり奇麗に庭を掃除したから…!?」

そんな理由で恨まれちゃたまらないだろ。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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