日常喜劇

2004年04月10日(土) 犯罪者一家


今の仕事はなんだか雑用が多い。
しかも図画工作系。今まで責任ある仕事に就いていたので
多少の不満があるのが本音だけど、と言っても図画工作が
苦手なので出来ないコトが多くて、不満タレる立場じゃない
ってのが実情。今日も立て看板作れとか言われて一時間以上
かかってへちょいモノしか出来なかったし…(汗)
ちなみに今日の午後は火起こし体験セットの販売だった。
ホントへちょい。が、いっしょに火起こししていた男の子と
一生懸命源氏的な火起こしをやってるうちに楽しくなって
きたからどうでもよくなってしまった。
ああ、人間はこうやって向上心を減らしていくのね…。
ところでこの火起こしセット、マジで火が付かない。
棒を回してると摩擦で煙は出てくるんだけど、火種から火が
出ることがない。何度もやってる売り子が言うんだから本当だ。
午後は、そんなこんなで人寄せのために火起こししていたのだが、
3時過ぎから親子連れがやってきて満員御礼気味になった。
たいがいは1〜2回チャレンジして火がつかなくて諦めて
去って行くパターンなんだけれど、一家族マジにしつこかった。
5〜7歳の兄弟とアウトドア系のご夫婦、最初、お兄さんの方が
お父さんに手伝ってもらいながら火起こししていて、いくら紐で棒を
回しても煙すら出てこなくて、お父さんに「止めるなよ」とか言われて
「オイオイ、こんな子供にソレ言うか?疲れてたら可哀想じゃん」とか
思ってたのは最初だけだった。とにかく諦めないのだ。
何度も何度も、5回に1回くらいしか煙が出てこないのに諦めない。
つーかむしろしつこい。板と棒を抑えてるこちらの方が
疲れてきてしまって、お父さんも「ほら、お姉さんが疲れてるぞ」と
言ってくれたんだけど息子は諦めない。しまいには弟まで別に
火起こしを始めてしまい、「疲れた、お父さん交代〜」と
分業体制で火起こしキッドと徹底抗戦の構えだ。
最近の子供は飽きっぽいと聞くが、こんなしつこい子供も
居るのかと関心1/3、呆れ1/3、疲労1/3くらいでいつまで
続くか解らない火起こしの手伝いをやり続ける。一応最後の
理性で「火つきませんよこんなの」とは言えなかったので
ひたすら耐えて耐え忍びました。その間、お母さんはベーゴマを
買ってらっしゃいまいした。…火起こしセットは?
そのうち他のスタッフも来たので、その人達と交代しながら
お手伝いをして、その一家がようやく諦めたのはゆうに一時間後
「お騒がせしました〜」とお父さん礼儀正しく去っていったが、
やっぱり火のつかない火起こしセットは買ってってくれなかった。
その後。スタッフ一同でその家族を反芻し合った。

「スゴかったね〜火付家族

犯罪者一家みたいだ。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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