2005年02月27日(日)



【音も無く】


するすると音も無く
時間は僕を通り過ぎて行く


手を伸ばしても
捕まえる事など
実感できる事など
決して無い


するすると音も無く
零れ落ちて行く 僕の欠片


拾おうと伸ばす手は
空を切り虚しく冷たい
一度手放したものは
この手に決して戻らない


知っている 解っている


するすると足元を砂がさらって
音も無く僕は世界を閉じる






 


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