突然思い出したんだけど、 主演と監督が同じ映画ってのけっこうあるよね。
それは、自分の妄想に何百人もの人をつき合わせて、うごかすわけだよ。 だから、 「このキスシーンは公園のブランコで撮ろう。」 なんていうと
「この監督、公園ブランコにやけに執着してるよな、この前の映画もそうだったし。過去にそういう体験あったか、猛烈な憧れがあるんだろうな。」
と思われること間違いなし。
そのくらいならまだなんとか、かも知れないけど、 ラブシーンを事細かに再現しようとするとつらい。
まるでその監督と濃厚ナイトライフを共有してしまったようで、見てるほうも吐き気がしてくる。 秀吉でいいじゃん、監督までしなくても。
映画は、主演、脚本、監督と、すべてが別々の方が、個人的にはラクに見れるんだけど。どう?
ちなみに僕の一番好きな映画はキューブリックの「シャイニング」。 主演のジャックの顔つきが、いつ発狂するのだろうか、と尋常ではないな怖さをかもし出している。女優さんの、びっくり阿鼻叫喚フェイスも怖いし。 そして、子供はかわいい。
さいきん、デジタルリマスターしたDVDも出たことだし買っちゃおうかな。
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