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2014年01月04日(土) |
文楽初春公演@国立文楽劇場 |
行ってきました初文楽。(ちゃんとした公演を見たのは初)
なにかと話題の文楽です。その所為か初春公演ってのもあるのか盛況です。 お着物なお客さんも多かったなぁ。あ、でも全然カジュアルな人も多いけど。 年齢層はさすがに高いけど若い人もそれなりにいたかな。
演目は「二人禿」「源平布引滝 九郎助住家の段」「傾城恋飛脚 新口村の段」 他の演目を知らないのでわからないけど多分分かりやすい話なんじゃないかな。 「傾城恋飛脚」はざっくり言うと親子の別れの涙の話なんだけどちょっとじんわり来たもん。
さすがに全部台詞がスッと入ってくるわけではないんだけど。 一応舞台の上部に字幕が出てるしイヤホンガイド借りると説明も聞こえるし。 まぁでもこれ、どっちも一長一短なんだよねぇ。実際使ってみたけど。 字幕は漢字で理解出来るのは大きい。けどそっちに意識が行くとせっかくの人形遣いが堪能できない。 イヤホンガイドも解説してくれて話はよくわかるんだけど太夫と三味線に浸れない。 だから前もってある程度話を理解してるならイヤホンガイドはなしでもいいかな。
私は多分こういう節というか音というか、好きなんだと思う。 だから耳が嫌がらない。だから多少意味が分からなくてもイライラしない。 だけどそうじゃない人はつまらないと感じるだろうな、とは思う。 だって私も延々ラップとか聴かされても多分意味わかんねぇとか思うから(笑)
でもって“わかりやすさ”ってのは少ないかなぁと。 誰か一人スターが出るって種類のものじゃないかもって思ったし。 むしろ太夫・三味線・人形遣いのどれかが飛び出してしまうとダメなのかなぁとか思うし。 そのあたり歌舞伎とかと同一には考えられないものなのかも?とか。
でもだからって限られた人達のものって感じじゃなかったし。 多分一度観れば敷居はずっと低くなるだろうし。 面白いと思う人はもっといると思うんだけどなぁ。 なんとなく目にする、って機会が少ないんだろうなぁ。
ちょっと行ってみようかな?で行っても良いものだと思ったですよ実際観てみて。 なのでこれからも観に行ってみようかなぁと思いました。はい。
ちなみに文楽に興味が湧いた人は三浦しをんさんの「仏果を得ず」と「あやつられ文楽鑑賞」がおススメです。 前者は小説、後者は文楽入門のエッセイ(?)です。
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