旦~ 日々新 旦~
もくじ|過去|未来
今日は花月のお稽古日だったんですが、京都で全国大会なこともあり、 午前中は5人集まらなかったので、私は唐物のお稽古を。
気がつけば今年の風炉になってから、唐物やったのは初めてで 予習もしてなかったので不安だったんだけど、なんとかなったかな。 でも草清しちゃったり、奥秘との違いをきっちりまとめておかないと・・・。
5人になってから且座の式を2回しました。
私は最初が東(とう)で、2回目は炭点前。
且座の式は今週頭からずっと電車の中で復習してきたので、 細かいところはまだまだだけど、全体の流れは分かるようになった(^^
でもね〜〜・・・ひとつ覚えると、ひとつ抜けるんだよね・・・(T▲T
今回は何が抜けたのかな〜?(泣)
且座の式は長いから、もうこれだけでヘロヘロ〜
先生は昔、花月を一日で13回やったって言うけど・・・ん無理っ! もうお稽古始まって6時間、おしまいのご挨拶すると、 ふあぁ〜っと気が抜けて、意識が朦朧としてくるんだよね(笑)
や〜 でも今日も楽しかった♪ 『幸せ感』が身体中に染み渡るんだよね〜 そうすると、なんかこうキラキラした粉がかかったみたいな(笑) 細胞も生き生きするって感じ?(わからん)
本当、お茶に出会って良かったな
**
先生の知り合いのご子息が、若くして(37)通勤途中の心筋梗塞で 亡くなった話になり、先生もご主人様(も、お茶の先生だった)を亡くした時、 にわかには実感出来なくて、またそこの戸から「ただいま〜」とか、 向こうの部屋から「お〜い」って呼ばれそうな気がしてしょうがない。
でも、はっと、この先呼ばれることなんか絶対ないことに気がつく・・・。
この悲しみをどうしていいか、どこへぶつけていいか、 これからどうしていいか分からなく半狂乱になりそうになった時、 先生はこう自分に言い聞かせたそうです。
「あの人は今、長期の出張へ行っているんだ・・・」
そう思って悲しみを紛らわせる妻の気持ちに・・・・涙が出ました。 永遠に帰ってくることのない出張
お香は、あの世へ行く者にとって一番嬉しいものなのだそうです。 だからお線香をたむけて送り出す。
お仏壇などでローソクの火を灯すのは、あちらの世界は闇で、 ローソクの明かりがたよりだから。
私は転勤族の核家族で育ってきたから、お仏壇は今まで家にあった ことがなく身近に感じることがなかったので、道具はただの飾りではなく、 色々意味があるということが分かり、心に沁みました。
これからもっともっとダーリンにやさしくしよう。
来週13回忌のお茶会です。
|