2005年06月15日(水) |
たまには本のお話でも |
「マンハッタン少年日記」 著:ジム・キャロル
16歳くらいの時に初めて読んで以来、繰り返し何度も何度も読んだ本。 ドラッグに手を出した人間がどれ程悲惨で汚らしい姿になっていくのかという事がめちゃめちゃリアルに伝わってきます。
でもそれ以上に当時の私が驚愕したのは、アメリカがいかに良い意味でも悪い意味でも進んだ国かという事。 十代のジム・キャロルがこの本の元となる日記を書いていたのは1960年代なんだけど、その頃のアメリカのカルチャーには現在の日本ですらまだ追いついていないでしょう。 追いつく、というか、そうなる必要もないと私は思いますが。
後に「バスケットボールダイアリー」とかいう題名で映画化されてもいてディカプリオが主演しているけれど、そちらはあまり関心が湧かずみていません。
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