二子山親方が亡くなったのは寂しいな。自分が育ってきた時代の中にある思い出がひとつ失われた、といった様な、しょっちゅう耳にしていてもまだまだピンとこなかった感覚が今回はとてもよく解る気がする。高校生くらいまでをあそこの相撲部屋のある町の近くで過ごした事や、その頃は相撲の時期になると毎日夕方テレビで母と一緒に中継をみていた事や、仕事でその中継をみられない父が夜仕事から帰って来ると必ず民放の大相撲ダイジェストをみていた事やなんかがあるから、多分余計に。