「あのね、この間デパート行ったらアイデア商品が沢山売られててね、その時焼き芋を作れるお鍋を買ったのよ、そしたらこれがもうとってもよくってね、本当に焼き芋屋さんのみたいに美味しい焼き芋が作れるのよ、感激するくらい、だからこれからもう一個買ってその後アンタの所に持って行ってあげるから」
と、母から電話がありました。 何だかやたらとエキサイトしている様子。
2時間程たってやって来た母にもらったその鍋の名は“ホクホク焼き芋鍋”。 ふぅん。 ま、お芋っておやつなんかにもいいし、美味しく作れるに越した事はないからありがたく頂戴しました。
でも、帰り際に「あ、だけどあの時のお芋がたまたま当たりだっただけかも」とか言い残していくなんて。 お母さん。
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