「グッバイ、レーニン!」
共産主義の国に生まれそこに暮らす人々の側の世界観というのが垣間見られるというか・・・
ひとつひとつのシーンに可笑しさと切なさが同時に織り込んである感じ。
だから、みていて自分の感情がそのどっちにいっていいのかよく解らなくなる様な、何だか宙ぶらりんになる様な、そんな不思議な感覚に度々襲われました。
とてもとても心に残る作品。
東西ドイツ統一って、もうずいぶん前の事になっちゃったのね。 1990年といえば私が丁度二十歳になった年で、お祭り騒ぎの中ベルリンの壁が崩されているニュースの映像はリアルに憶えています。
今に比べればあの頃はまだまだ世界が明るかった。
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