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ラヂオスターの悲劇
トマーシ
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2003年08月23日(土)
ぼんやりとした気持ち

 部屋を暗くすると、自分を大きく感じる。

 物質的に。

 ぼんぼりみたいな灯りだけつけて

 寝そべって

 自分の足を見ている

 それは何か下さい、

 そう言っているように聞こえる
 
 
 モーパッサンの短編集を読んでいる。

 何かの知恵みたいに

 ものすごくおもしろいというわけでもないものが

 もっともっと沢山あればいいと思う

 ものすごくおもしろいものは

 結局心をひどく痛打する

 感情のブレなんて

 誰も求めているわけじゃない。

 それはどこからやってくるのだろう?

 見えるものは全て誰かが後始末をつけなきゃいけないものだらけだ。

 あるいは振り返るとそんな気がするのかもしれない