ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2005年03月28日(月) 理性と感情。または建前と本得

うがああああああああああああああ。


発散


されませんよこんな字面でうがうが言ってたって。けっ。ぺっ。
って、ワタシは誰にぷりぷりしているんでしょう。

ナナワタ枠でうがうが言っているということは、ナナにぷりぷりしてるんでしょうねきっと。
でもぷりぷりはしてないんです別に。
怒る筋合いのことではないですし。
正確には


脱力


さらに正確には


しょんぼーーーーーーーーーーーーり


これですね('-^v)

にこやかにブイサイン出してる気分じゃないんですが。
このブイサインたら、たいてい「そんな気分じゃなかろう」という時に出てくるのであまり気にしないでください。


しょんぼりについて説明させていただきます。


まーーーだ4月の頭に旅行に行くかどうか決まっていないワタシたち。
ワタシにとって、2日間も「決められない日」があるというのは、そろそろ仕事のスケジュールを組むのに不都合です。
なので、ゆうべナナに「どうするの?」とメールを入れたワタシだったんですが。

返信なし。


理性または建前 → まあ、こどもたちが春休みで忙しいんだろうし。

感情または本音 → (イライライライラ)


で、今日の昼前に電話したですよ。

「もしもし? あー、メール見た?」とワタシ。
「見てない」  さっくり。あっそ。
「旅行、どうするのかと思ってさ。そろそろ決めないと、スケジュールつまってきちゃったから」
「ああ。 じゃ、やめよ。 予定入ってるならいいよ」

カチン。

「予定は入れてないよ。 入れていいのかどうかそろそろハッキリさせたい、ということですよ」
「そうか。 うううううううん・・・・どうしようかなー・・・・ねえ、どうしよ?」
「キャンセル料とか、まだ発生してないの?」
「してるかも」
「じゃあ、早く決めないと」
「いいよそれは。行けなかったとしたらあたしが払っておくから」
「まあそれはいいとしてさ。 どうする?」
「うううううううん・・・・・午後まで待って。今日中に返事するから」
「わかった」

そのあと末子ちゃんに電話を代わって少しおしゃべりしまして。
この春から小学生なんですが、なんだかちょっと会わないうちにずいぶん話すことがしっかりしていて
「○○○ってわかる? さっきあたしが説明したやつね? それがね・・・」 ってな具合です。

ナナの縮小版だなこりゃ。 姉ちゃんふたりに比べて、ホントナナによく似てます。エラそうなところも。


そして夕方。
メール着信。


結局キャンセルしました。
あっちもこっちも折り合いがつかないや。
お騒がせしてごめんね。
お泊まり旅行は当分無理ですが、
4月末くらいには末子のほうも落ち着く頃なので
日帰りでどこかに行けたら行きましょう。



がくーーーーーーーーーーーーーーーーー。


というのは建前。理性。

実際ワタシを襲った感情は、なぜか、なんと

むかーーーっ。

でございました。


「行けたら行きましょう」って、政治家の答弁みたいなこと言ってるんじゃねえよ!!!!
行く気ないんじゃないの?
しかもここまで引っ張って、結局キャンセルですか。(ワタシがダダこねたりいじけたりして引っ張らせたわけじゃありませんよ念のため)
さらに言わせてもらえば、前は「末子が小学生になっちゃえば、時間も自由になるから、ゆっくり出かけられるようになるよ」って言ってたじゃん!
(もう2年以上前の話だがな)(状況は変わるだろうがな)(まだ新学期前だしな)<理性&建前の声

うそつき。

と言われるのがイヤで、「行けたら行きましょう」という表現になったのかしら。


でもアレです。
ここでひとりでプリプリしてたって、建設的ではありません。
ナナもここまで引っ張ったのは、できれば出かけたかったのでしょうし。 ・・・と思いたいけど、もはや自信ナシ。


ワタシとしては、旅行を予定していた日は、既に3件ほど仕事を断っております。
なのでせっかくだし、日帰りでもいいからナナと出かけられないものかしら、なんて自分本位なことを思ったりもしました。
というのは建前で、本音を言えば「それくらいしてもいいんじゃないのかえおまえさん」というずうずうしい気持ちがありますよ悪いかこのやろう。


ということで返信。


了解。
でも4月末かあ。先だなあ。
(<本音)しょーがないけどね。(<建前)
まあ適当に遊んでます。(<強がり)
予定してた日は日帰りでも無理なんスか?


まあ、あんまり無理言っても申し訳ないよなと思いつつ(<建前)、日帰りでちょろっと遊ぶなんて今までだってしょっちゅうやってたんですし。
そもそもこの日を指定してきたのはナナなんですし。
1日くらい行けるだろうなおまへ。(<本音)


ナナから返信。

ごめんね。
無理ッス。




じょりぃ、撃沈。 久々の撃沈。



しかし、日頃「ッス」を使わないナナが「ッス」使いをしたところに、一抹の気遣いを感じました。(<建前)
ていうか、あっさり言うんじゃねえよ。(<本音)


長女ちゃんは荒れ模様、次女ちゃんは気むずかしくなってきていて、末子ちゃんは小学校入学カウントダウン中。
まあ、お母さんとしては忙しく気の休まるときもないのでございましょう。

というのは建前&理性。


オレだって忙しいんだよ!!!!! (<超本音&感情)


おかあさんて、そんなに大変なんですか?
ナナに「じょりぃは自由でいいよね」と言われますが、ワタシには昼寝する時間はナッシングですよ?
すみませんねえ独身で! 自由で! 時間の使い方がうまくて!!(<最後には本音を飛び越えてイヤミまで)


この何ヶ月かはいったいなんだったのか、なんてことも思いながら、
久々にずずーーーーーーーんと落ち込みながら車を運転しておりまして。
とあるコンビニを右折した瞬間、ワタシ、はたと気付いてしまいました。




もしかして。ナナ。



ワタシと遊びたくないのかしら。



ていうか、ワタシとの時間を作るということに、ナナが重きを置いていない、ということです。
そんなのは前からじゃねえかと言われてしまえばそれまでですが、
以前に輪をかけて、ということでございますよワタシの言いたいのは。




なんか、しっくり来るわ。 それって。







じょりぃ、再び撃沈。
もはや浮上不可能。




あーあ。



♪あかりをつけましょ しょんぼりにー♪


と、思わず歌いたくもなるほど、ワタシは現在ダウナーでございます。

ぐっすん。


「ていうか、気付くの遅いから」とか言われたら、アナタの家にカジュアルに火をつけます。(<本音)(ていうか、本気)(ウソですよホントは)




「ねえねえ末子ちゃん」
「んー?」
「じょりぃちゃんさー、末子ちゃんにすごーく会いたいんだけどさ」
「うん」
「末子ちゃんはさ、じょりぃちゃんに会いたい?」
「うん。会いたいよ」
「そう。(ほっ) ありがとう」
「また遊ぼうね」
「うん」

今日の昼間、末子ちゃんと交わした会話です。
6歳の子ども相手に少々情けない風味が漂ってますが。
末子ちゃんはやさしかった。


ナナはさー、じょりぃちゃんに会いたい?




返事はコレだな↓


「ごめんね。 無理ッス」



しょんぼりにあかりをつけてまいります。
皓々と輝いてしまいそうです、しょんぼりのあかり。



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