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2006年02月19日(日) ガセネタ事件でわかった民主党の正体

民主党が持ち出した、
ライブドアの堀江前社長が武部自民党幹事長の二男に3000万円の送金を指示したと称するメール騒動。
これを見ていて連想したのは、ガセネタをもとに、
”アメリカ政府はUFOと宇宙人の死体を隠している、もしそうでないのだったら証拠を出せ”、
という、矢追純一とかが昔よくやってたUFO関連のヨタ番組である。
民主党のやっていることって、殆どこれと変わらない。
こんなのが野党第一党、つまり次に政権をとるかもしれない政党なのかと思ったら情けなくなってくるが・・・、
しかし話はそれだけで済まない。
というのは、民主党は武部二男への国政調査権発動を要求している。
つまり出所も根拠も怪しげな文書をネタに国家権力を行使し民間人の個人情報(銀行口座)を調査せよというのだから、
これは恐怖政治と言っていい。
もし民主党が政権をとったら、こういうことが日常茶飯事に行われるのだろうか。
しかも、堀江が武部二男へ送金したというが、そもそもそれが何の犯罪になるのかもわからない。
選挙費用を会社のカネから出させたのなら特別背任だろうが、
しかしそれは堀江側の問題であって、武部二男、まして武部本人の問題ではない。
また、金銭授受に収賄があったとするなら、いったい何の利益供与があったというのか、
それすらもわからない。
にもかかわらずガセネタをもとに政敵をあたかも犯罪者であるがごとく葬り去ろうとするのはまるでファシストのやり口である。
この党が憲政史上最低であることがはっきりした。


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