注意書き 2006年08月28日(月)

商品カタログなどを眺めていますと「そんなこと言われんでもわかるがな」と思える注意書きに出くわします。
たとえば犬の首輪が商品で、説明に「犬はついていません」などとあり、その商品である首輪をつけた高級犬が、こじゃれたロッジ風の犬小屋の前に座っている写真に「参考写真です。犬や犬小屋はついていません」などという注釈があったりするのを見かけた時に「誰が、んなこと思うかいな」などと思うわけです。
ところが、仕事でネットショップを始めてから、こういう注意書きもむべなるかなと思うお客様に時折でくわすことを知りました。前述の例で言えば「犬が売られているんだ」と思いこんで注文されるわけです。
私の仕事先は生物は扱っておりませんが、本体とそれに関する付属品を販売した場合、付属品を本体と思いこんで買われる方が時折いらっしゃいます。
そして届いた商品を見てからの反応はいくつかありまして、だいたい多い順に以下に分かれるようです。
1.「本体がないんですけど、どういうこと?」とクレーム
2.こんなのいらない、返品するので返金しろ
3.黙って哀しみに耐える
4.本体を追加で購入
当然、ショップとしては4番目の反応が望ましいのですが、残念なら、ほとんどは1か2なのです。そこで思いますのは、注意書きは本当に読んで欲しいタイプの人の目には決して入らないらしい、ということです。
実際、あの注意書きは1番のような方への対策として「だから、注意書きに書いてあるじゃん」と主張するためのものもののようです。

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