なんて、空が青いのでしょう。 2004年10月15日(金)

年輩のお客様より書類用のデータ作成の依頼があり、原稿がファックスで送られてきた。

  私「紙のサイズはどう致しましょうか?」
お客様「ファックスで送ったサイズにして下さい」
  私「こちらのファックスでは、全てA4で受信してしまいますので、お客様がお送り頂いた紙のサイズとは違っていることがあります。元の原稿のサイズを教えていただけますか?」
お客様「ノートのサイズです」
  私「………大きめのノートでしょうか、それとも小さめの」
お客様「普通のサイズです」
  私「週刊誌のサイズですか? 週刊新潮や週刊朝日のような」
お客様「どうだろうなあ? もうちょっと大きいような気がするな」
  私「それでは、紙の長さを教えていただけますか?」
お客様「えーと、うーん、ファックスで送ったサイズでお願いします」
  私「そちらから送って頂いた原稿のサイズとは違う場合もありますが、A4でよろしいですか?」
お客様「A4? A4って雑誌のサイズでしたっけ?」
  私「雑誌にもサイズが色々ありますので……、どういった雑誌と同じサイズですか?」
お客様「あれはなんだったかな。A4じゃないと思うな。B5かな? あっ、A5なんてサイズはありましたっけ? A5? いやー、多分B5だな。うん、B5で送ったと思います」
 私「………では、B5に致しますが」
お客様「うーん、A4のような気もするなあ。B5かなあ? A4かなあ? どっちでしょうか?」
  私「………長さを言っていただけるとわかるんですが。長い方が30センチほどありますか?」
お客様「30センチ? そんなにあるかな、これ。そっちに送った紙のサイズです。それはいくらになってますか?」
(途中略)
お客様「とりあえず、その内容が入っていれば、まあサイズはどれでもいいですから」
  私「………わかりました」

「とりあえず」と言いながら、出来上がったものに難癖をつけてくるのは必至と思われるので、いっそA3の紙に設定して、中身はB6に収まるようにつくってみようかと思いました。


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