重いコンダラ 2004年06月16日(水)

子どもの頃読んで面白く、印象に残り、大人になってから時折無性に読みたくなる1冊の児童書があった。ところが、タイトルがうろ覚えで、ネットで検索しても全くヒットせず、あきらめていた。
ストーリーは「長鼻くん」という名のどじょうが、川を海を冒険し、様々な試練を乗り越えて成長しながら生まれ故郷に帰っていく、というものだった。覚えていたタイトルは『長鼻くんというどじょうの話』である。
ところが今日、ふとしたことで正しいタイトルを知った。
『長鼻くんといううなぎの話』
そうだ。どじょうは淡水魚だった。川はともかく海は泳げない。考えてみればわかることなのに、「どじょう」だと思い込んで疑ってみたこともなかった。
でも、ずっとずっと「長鼻くん」はどじょうだと思い続けてきたのに……。私の「長鼻くん」はどじょうなのに、いまさらうなぎと言われても。私の「長鼻くん」という名のどじょうへの思い入れはどうなる。

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