| 人の心理は摩訶不思議 | 2004年06月14日(月) |
レジ待ちしていると、「本日、1000円以上お買いあげの方に“白い小鉢”をプレゼント!」という張り紙が目に入った。 あれだな、中途半端な大きさで、中途半端な形で、中途半端な深さで、いっそ壊れてしまえと思ってもなかなか壊れないのが取り柄というか迷惑というか、もらったはいいが一個だけでどうすんの、何に使うの、って途方に暮れた挙げ句、流しの下辺りに何の特徴もない白い紙の箱なんかに入れたまま放り込んだりして、何年かごとに「なに、この箱?」って開けては「あぁ…」って、やるせないため息をついて元の場所に戻す、みたいな白い小鉢だな。 いらねーや、そんなもん。レジの姉ちゃんがにっこり笑って「白い小鉢」を袋に入れようものなら、こっちだってにっこり笑って「いりませんから(そんなもん)」って断っとくね、ここは。 なんて思っていたら、「はいどうぞ」と袋を渡されたが、姉ちゃんが「白い小鉢」を入れた形跡はない。あれ? 白い小鉢は? 入れなかったよね。1000円以上買ってるのに。てか、3500円買ったから、3回に分けて買いに行けば3個「白い小鉢」が集まってもいいぐらいだよね。なんで、なんもないの。なんで姉ちゃんはにっこり笑いながら「早くどけよ」って目で見るの? 「あのー、白い小鉢は?」 気づくと、そんなことをおずおず訊いている自分の声が聞こえる。いや、いらないんだけどね「白い小鉢」、忘れたなら忘れたで、断る手間が省けて良かったんだし、わざわざ問いただすこともないんだけどね、なんつーか釈然としないというか、正義が行われていないゆゆしき事態というか、そんなような 「すみません。なくなってしまいまして」 え! なくなったって? じゃあ張り紙はずしとけよ! つーか、余るぐらい用意しておけよ「白い小鉢」。店員「どうすんのー、これえー」店長「好きなだけ持って帰っていいよ」店員「いりませんよー、こんなのー」みたいな会話が展開するくらい用意しておけよ。なんだよ。いや、いらないけどね。もらっても困るんだけどね。いや、なんか、あの、えーと。 |
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