後悔日誌
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2005年01月08日(土) 銀杏


雪が降ったと思ったら半袖な陽射しになったり。
訳の分からない天気にすっかり翻弄される今日この頃。
季節感もなく、銀杏なんてものをつまみにお湯割りを飲んでいる。

パックに入った実を封筒に入れて電子レンジに放り込む。
プシュとか、バスッっていう爆発音。
たちまち秋の香りだ。

冬の訪れを告げるように彩るイチョウの葉。
そして銀杏のあの香り。
何か、とんこつラーメン屋の前を通り過ぎるような。
臭いけどやめられないような、あの感覚。
たまらないネ。

軽く塩を振って、あの半透明な緑の粒を口に入れればやっぱり秋の気分。
押入れから昔聞いたJAZZのCDを引っ張り出して鑑賞した。

オスカーピーターソン(p)。
静かな旋律にトリオがうまく力を出し合っていて、聞いていて心地よい。
でしゃばらないピアノだけど、かなりのハイテンポでメロディを流したり。
下から上まで和音でつなぐ所なんか、やっぱり一流。
文句なしで好きなアーティストだよな、なんて勝手に納得しているうちに夜が深まる。


去年の秋は色々あって忙しかったから。
今年は芸術の冬から始めようかな。


銀杏を見ていたら色々なことを思い出した。
初乗船を目前に彼女に見送られた山下通り。
夜中まで遊んでいた学校の構内。
なんでもない公園。
普段は目立たない木が、秋になると目立つんだよナァ。
どことなく集まってくるビニール袋を持ったおばさん達とかも含めて。
本当、懐かしい。


今日はなんだか銀杏贔屓過ぎるよな、なんて思いながら。
また一杯。


それなりに、良い夜。



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