- 2004年01月26日(月) 臨水
天然の良港、高知港。 四国の港なんて何年ぶりだろう。
久し振りの地、ということで宴会をすることになった。 その会場、というのが高知でも知る人ぞ知る臨水という宿なのだ。
鏡川に面するその宿は、宮大工が建てたという立派な造りをしている。 暖簾をくぐって中に入ると和服の女将が迎えてくれた。 「今日はよろしくおねがいします」なんて挨拶。 席を決めるくじを作ったり幹事は何かと忙しい…。
それにしても立派な宴席だった。 家の中に池があったり、金屏風があったり、料亭って凄いな。
時間が来て宴会が始まる。 鰹とウツボのたたき、どろめ、のれそれ、酒盗などなど。 地元食材でこれでもかっ、って位楽しんだ頃に三味線が鳴り出した。
お座敷遊び、なんて初めてだよな。 作家の椎名誠さんや天皇家の方も見えたことがあるなんて聞いて驚き。 土佐の酒文化を生で体験することになった。
よさこい節を聞いたり、替え歌を一緒に楽しんだり。 そうこうしてるうちに大変なゲームがやってきた。
”可杯(べくはい)”
駒をまわしてその軸の向いた人が、駒に書かれた杯で飲むという簡単なゲーム。 ただし杯は穴の開いた”ひょっとこ”や、机に置けない”天狗”など強烈。 あっちこっちで一気が炸裂していった。 お銚子がごろごろ寝転び始めたのはこの頃からかな。
一度火のついた宴は消えることなくあっという間に時間が過ぎていった。
昔の時代の宴ってこんな感じなんだろう。 本当に楽しかった。
たくさんの死傷者が出たが、良い宴が出来て良かった。 有り得ないけど、友達同士でも来てみたいななんて。 何度も振り返りながら帰った。
久し振りの充実感だった。
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