- 2003年09月19日(金) 車窓
会社を定時で退いたのは久し振りだった。 東京から郊外へ向かう電車は、帰宅途中の人たちでごった返している。
「整列乗車にご協力下さい」 一旦、全員を下車させてドアを閉めた後に勢いよくドアが開く。 それと同時に椅子取り大会が始まる。
醜い景色。
途中の駅で各駅に乗り換えた。 当然、もう椅子には座れない。
荷物を抱えながら、なんとか車内に入るのが精一杯。 背中にいた女の子と反射した窓越しに目があった。
目を逸らして、窓越しの人たちを眺めた。 みんな疲れたような顔をしているな、と思った。
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