- 2002年12月02日(月) 橋
予定より早く横浜港外へ着き、ほっとした夜。 冬のせいかもしれないが、澄んだ海が印象的だった。
コンテナターミナルの向こうにかかるベイブリッジ。 その先につばさ橋、川崎の工業地帯が続いている。 相変わらず、あの上では川の流れのように車が走っているんだろう。
やはりここが生まれ育った街なのか。 たいした時間ではないが、久し振りに戻ってきた懐かしさに浸っていた。
昔、首都高で一度だけスピードを味わった事がある。 寿司詰めになりながら狭いリヤシートに潜りこみ、湾岸線を流したあの日。
どこまでも上がるスピードメーターをじっと眺めていた。 光があっという間に視界から消えていく。 他の車はみんな止まったようにも見えた。 新幹線にも近いスピードだ、命知らずな頃といえばそんな気もする。
景色を楽しむ余裕なんて全くなかったが。 ただ、橋の記憶だけが脳裏に焼きついている。
あれから10年が経った。 あの橋を海から眺める事になるとはな・・・。
何故か、橋の上に過去の自分がいるような気がして目が離せなかった。
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